大友ハウスサービスです。

 

先日は洗濯機の依頼があり分解クリーニングを行ってきました

 

ご依頼のきっかけをお伺いしたところ

洗濯後に衣類へ何かが付く との事でした

 

洗濯機を見させていただくと約2年前のシャープさんのもので、

槽クリーンという、素敵な機能がついていました。

(エアコンでいう運転後に自動送風でカビ発生を抑える内部クリーンみたいなのですね)

↓シャープさんのページから抜粋で↓

槽クリーン

お洗濯のたびに毎回自動おそうじ。

お洗濯のたび、脱水前にきれいな水(3L)で、洗濯機の内部を自動でおそうじします。汚れがつきやすいパルセーターの裏側も、清潔に保ちます。また、お洗濯前に、「槽クリーン」ボタンを3秒間の長押しをすると、単独で槽クリーン運転することも可能です。

 

それでも約2年で衣類へ何かが付着するってことで

早速分解していきます

  

 

シャープの家電は、どれも相変わらず隠しネジも多く、

配線もいっぱいでした

 

まずはパルセーター(底蓋)と上部パーツの分解

2年で槽クリーナーが付いてても汚れていますね

ところでシャープさん。

先程の汚れがつきやすいパルセーターの裏側も

清潔に保ちます。 とは?

(エアコンの掃除機能付きがあるのにホコリだらけを連想させますね)

  

 

洗濯層はこんな感じでした私が見る中では、まだ綺麗なほうでした

  

 

洗濯層の裏側と内部

裏側は他社と違い網目状になっていないので

汚れ付着は少なかったですが内部の槽は・・・予想外の汚れでした

  

 

そしてドラムの内側の糸くず取りを外すと驚きの光景が

この洗濯槽には穴がない仕組みで外側からの汚れ侵入はないので衣類につく汚れの犯人はコレですね

(写真は糸くず取りの裏側と、分かりやすく一部を指でこすってみました)

  

 

タオルで汚れ部分を擦ってみるとこんな感じ

 

そして今回は浴室での洗浄となりましたので

汚れが飛散しないように浴槽のとこを境に天井からシートを四方、床面まで垂らし、

浴槽、壁、鏡、ドアなどをしっかり保護し、○○現場風な養生をしました

  

 

そして1つ1つ丁寧にゴシゴシと

 ビフォー アフター

 

 

 

 

あとは分解した逆の手順で組み付けて完成

そして設置してあった場所のパン、及び周囲を拭きあげてから設置し、可動確認を行い、無事完了

 

洗濯機は分解しないと汚れ具合が分からないのが難点ですね

 

色んなサイトを見てると

洗濯槽の裏側で増殖したカビが水流に当たって洗濯物に付着し、アレルギーを引き起こしている可能性が指摘 という記事もチラホラ見かけます

 

洗濯機が臭う、衣類にゴミが付く、等の状態になったら内部は相当な汚れ度合いと思っていいでしょう。 

槽クリーン機能があるから、洗濯槽クリーナーを月1でやってるからといって安心はできません。 特にお子様がいる家庭、アトピー、アレルギーを持ってる方がいる場合は定期的なクリーニングをお勧め致します。

 

皆様も一度、洗濯槽の分解クリーニングを試してみてはいかがでしょうか?

 

http://www.ootomo-service.com/