最近ハマったボカロ曲 | 墜落症候群

墜落症候群

墜ちていくというのは、とても怖くて暗いことのはずなのに、どこか愉しい。

 最近は「これは……いいな」と思えるボカロ曲が沢山投稿されて嬉しい。

 

 

 Omoiさんの最新曲。かなりの名曲だと思うのだけれど、俺はちょっと歌詞がシンプル過ぎてハマりきらず。

 ただ、現時点で宣伝ポイントがなんと『170万』を超えているという化け物曲で、Omoiさん最大のヒット曲になる可能性大。

 Omoiさんは今年になって投稿した曲が(カバー曲も含め)、三曲も殿堂入りしているので、かなり乗りに乗っている感がある。

 Omoiさんのニコニコ大百科記事を書いた身からすると嬉しいし、もっと伸びるべきだと思うし、応援したいと思ってる。

 ちなみにOmoiさんの記事を2017年版にしようと思ったのだが、クロームから更新しようとしたら、何故か変更を弾かれてしまったので(あー、プレミアム会員じゃなくなったからなのかも?)、誰か興味のある人は内容を更新しておいてください。

 初聞きでめっちゃハマる人もいるようで、根強い固定ファンがいるというのがOmoiさんのクオリティだと思うので、まずは一度聞いてみよう。

 

 

 まず、アニメーションのクオリティに目を見張る。ままならない恋をふわふわと表現した曲。聞きやすいし、リピート度はかなり高いと思う。

 PVも単純に恋愛の成就を表現したものではないところが面白いし、そして少しモヤモヤするところでもある。

 

 

 ぷすさんは過去にヘイセイプロジェクトを投稿していた人なんだと調べて知った。

 何かこうままならねぇー灰色の青春を描いた曲で、俺はかなり好きな部類。

 どうしようもない人間が、空の青と憧れの人を見つけるのだが、しかし突き抜けきれず、自分の灰色から逃れられないで終わる……みたいなかなりのビターテイストが、この曲の良点であり、伸びづらい理由かもな、とも思う。

 動画を作った人は、『フリーダム・ロリータ』の人。

 

 

 この曲もドハマりして延々リピートしていた。

 らき☆すたのOPを彷彿とさせる明るい入りからして聞きやすさがあるが、歌詞の内容はかなりダークとMARETUさんらしい感じ。

 アップテンポだがしかし内容はエグいという類似点から、MARETUさんのヒット曲、『コインロッカーベイビー』を思い出す人もいるらしい。

 ウナっぽい(しかしウナではない?)、可愛い声で曲の歌詞と掛け合いをさせたりしている。

 ただ、この曲の一番の聞きどころはサビで、「ぼくの一等賞を奪いに来て!」って歌詞がめっちゃいい。そこでいつものMARETUさんの画像が入るのもスピード感を感じさせる。

 何となく「ぼくの一等賞を奪いに来て!」には淫らな意味をついつい見出してしまうのだけれど、とにかくここまで心地良くて癖になるフレーズを生み出せるのは流石の一言。

 一緒に謎の挽き肉になろうぜ? (2:08で動画を止めてみよう)