最貧困女子 | 墜落症候群

墜落症候群

墜ちていくというのは、とても怖くて暗いことのはずなのに、どこか愉しい。



amazon:最貧困女子 (幻冬舎新書)

最貧困女子 (幻冬舎新書) 新書 – 2014/9/27
鈴木 大介 (著)
38件のカスタマーレビュー
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新書
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商品の説明
内容紹介
今や働く単身女性の3分の1が年収114万円未満。中でも10~20代女性を特に「貧困女子」と呼んでいる。しかし、目も当てられないような地獄でもがき苦しむ女性たちがいる。それが、家族・地域・制度(社会保障制度)という三つの縁をなくし、セックスワーク(売春や性風俗)で日銭を稼ぐしかない「最貧困女子」だ。可視化されにくい彼女らの抱えた苦しみや痛みを、最底辺フィールドワーカーが活写、問題をえぐり出す!
内容(「BOOK」データベースより)
働く単身女性の3分の1が年収114万円未満。中でも10~20代女性を特に「貧困女子」と呼んでいる。しかし、さらに目も当てられないような地獄でもがき苦しむ女性たちがいる。それが、家族・地域・制度(社会保障制度)という三つの縁をなくし、セックスワーク(売春や性風俗)で日銭を稼ぐしかない「最貧困女子」だ。可視化されにくい彼女らの抱えた苦しみや痛みを、最底辺フィールドワーカーが活写、問題をえぐり出す!

登録情報
新書: 213ページ
出版社: 幻冬舎 (2014/9/27)
言語: 日本語
ISBN-10: 4344983610
ISBN-13: 978-4344983618
発売日: 2014/9/27
商品パッケージの寸法: 17 x 11 x 1.8 cm
おすすめ度: 5つ星のうち 4.4 レビューをすべて見る (38件のカスタマーレビュー)
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 弱々しい女の子、心に闇を抱える女の子、家庭に問題のある女の子が俺の好みなのだが(笑)、俺の知っているのはそれでも比較的明るい世界なのだということを完全に知らしめた本である。
 現代の闇を知るためには必読だろう。
 極めて可視化しにくいが日本にも一定数存在する、『セックスワーカーに吸収されてしまう女子たち』にスポットライトを当てる。
 俺はもうちょっと色々な実例が読みたかった気がするが、どちらかというと『大体こんな感じで女の子たちは落ちていく』というパターンの提示と、それに対する対策、つまり理論的な部分を語るスペースが多い。
 ただ断片的に語られる女の子の惨状は本当に笑ってしまうくらいひどい。先進国日本とか言っている場合じゃない。富裕層を更に肥やしている場合ではない(笑)
 こういう子たちこそ、助けなければいけないのではないか。
 俺がカネを持っていたら……と考えずにはいられない問題提起の本。
 こういう貧困層と少子化が日本の二大問題だと思う。
 大企業を二、三個潰して、こういう層に対するインフラを整えてあげたら?
 特に稼ぎまくっているのに税金すらロクに払わないソフトバンクとかは潰していいんじゃないかw auの方が電波は安定しているんでしょ(笑)?
 日本に必要なのは技術的革新ではなく弱者の救済だ。
 強くそう思う。
「自分だけよければいい」
 という富裕バカ層が多過ぎるのである。
 自分の息子・娘じゃなくて、大多数の子供たちにカネを使ってほしい。
 赤十字とかいうヤバい輸血組織に募金している場合ではない(笑)
 輸血すると人は死にます。
 どこでも真剣に働いている人はいるしバカにすべきじゃないだろう。ただ、その人達が世界の権力者層、虐殺を目に見えない形で振りまく層に使われているのが、逆に哀れだ。