電波について。 | 墜落症候群

墜落症候群

墜ちていくというのは、とても怖くて暗いことのはずなのに、どこか愉しい。

 電波。

 社会構造そのものが一つの電波と言える。当たり前に前提として存在するもの。常識と呼ばれるもの。
 例えば、法律のように、それを前提としなければ生活が成立しないようなことに、人は疑義を挟むことができない。
 電波というのは、社会の中での刷り込みによる洗脳のようなものだ。
 例えば、現実においても、西洋医学を疑わず、放射線を受ける検査を受けたり、長期の入院をしたり、コンビニで口にするような食物を少しも疑わないように。
 それが多く目に触れるものならば、擬人化された動物のキャラクターによって、動物愛護のキャンペーンに乗せられてしまうように、そして、あたかも、穀物を取ることが、炭水化物を取ることが、いいことのように思い込まされてしまうように。
 多く周知される情報を支配層によってコントロールされた場合、大衆はそもそも、洗脳を受けているということそのものに、気付くことができない。