子供の頃から親に
「この事は人に言っちゃダメ!」とか
「さっき出発したって言って!」とか言われて、
つきたくもない嘘をつきながら、
’困った時にはごまかす’習性がついていたのかもしれない。

いや、もともと嘘つきなのかも...。

でも、それは決定的な場面では何の役にも立たず、かえってついたうそに縛られて、本当のことや自分の本心が話せなくなってしまうというジレンマに陥る原因になった。

だましてはいけない。ごまかしてはいけない。

どんな結果になろうとも、それは自然の理や相手の判断によって決まることだから、甘受するしかない。それを嘘で何とかしようとするのが、せせこましい根性だ。

いつも心を開いて堂々と、のびのびと生きなきゃ、何年生きても自分の人生にならない。
たしか淀川長治さんの言葉で...うろ覚えなんだけど、
「人生の成績は、どれだけたくさんの人と仲良くできたかだよ。」
というのがあった。(ちょっと不正確かも...でも内容的にはこれ!)

けだし名言だと思う。

どんなにお金や地位を手に入れても、
人間らしい気持ちで、喜んだり悲しんだりできなければ、
本当に生きているとは言えないし、
自分のことしかわからない人間になったら、
幸せな人生とはいえないと思う。

本当の幸せは、他の人を幸せにすることにある。

そういうお互いに助け合って、喜び合える関係を作って、
その中で生きていきながら、
いろいろな感情を味わって、
もっと広い心、もっと深い気持ち、もっと素直な気持ちを
知っていくのが、生まれてきた理由じゃないかとこの頃思う。

同じものを食べても味が違う。
同じ経験をしても感じる事が違う。
見かけは同じに見えても、
その心の状態によって、まったく違う人生を生きる。

だから、もっと人間らしく、もっと幸せになるために、
気持ちを大切にして生きなければならない。

...こんな簡単な事をしるのに、何十年もかかった。