可愛い愛犬に美味しくて安全なものを食べさせてあげたい飼い主さんは多いと思います。
ただ、毎日手作りごはんを作ってあげるのは大変ですよね。
はじめは1週間に1回から手作りごはん生活をはじめてみませんか?
手作りごはんに変えることでワンちゃんにとって良いことがたくさんあります。
愛犬のことを思うなら頑張ってみてください。
今回は手作りごはんのメリットをいくつか紹介していきたいと思います。
水分が食材からとれる
普通のドックフード(ドライタイプ)はそれだけで一日の栄養がまかなえる優れものですが、唯一、水分だけはとれません。
犬は体の60%が水分です。
水分が足りなくなると、脱水症状になったり、尿の量や回数が減り、老廃物を排出することが出来なくなるので、水分の摂取はとても重要です。
犬が一日に摂取しないといけない水分量ですが、
- 体重:3kg 水の量:150ml~210ml
- 体重:10kg 水の量:500ml~700ml
- 体重:20kg 水の量: 1000ml~1400ml
この量は目安なので真夏ですともっと必要になります。
手作りごはんならご飯を食べるだけで一緒に水分も摂取することが出来るので、必要な水分の維持が容易になります。
年齢・体質を考慮したメニューを作れる
まずは6大栄養素って知っていますか?
- 水
- タンパク質・・・肉、魚、大豆
- 脂質・・・肉、魚、植物の種子
- 炭水化物・・・米、小麦、イモ類、野菜、海藻、豆類
- ビタミン・・・緑黄色野菜、レバー
- ミネラル・・・肉、魚、レバー、大豆、穀物、野菜など
この6大栄養素は人間だけじゃなくワンちゃんにとっても大事な栄養素でこれらをバランスよく摂取することが大事です。
ただ、年齢や体質によって摂取する量が変わってくるので難しいところなんですが、
イメージとしては肉、魚6,7割に対して野菜、大豆、穀物は4,3割でご飯を作ってあげると良いバランスになります。
幼少期は体を作るために脂質とタンパク質をメインにミネラルなどにも気を付けてください。
成犬期は体系を維持するために脂質と炭水化物をコントロールしてください。
肥満になってきたら脂質と炭水化物を減らすなど。
老犬になってきたら食事量を減らし、脂肪分を少なめに。
新鮮な食材を使えるので保存料をとらなくてすむ
ドックフードには添加物や保存料が入っています。
中には体に有害なものも含まれていることがあり、出来ることならワンちゃんに食べさせたくありません。
手作りごはんならそんな事を気にしなくて済みますので、ワンちゃんの体を考えてあげるなら手作りごはんです。