犬の年齢は1年半で成人年齢(20歳)
そこから1年で4歳年をとります。
一般的には7歳から高齢犬と言われています。
それより早く高齢犬の症状が出る可能性もあります。
うちの愛犬もそうだったんですが、気がつかないうちにワンちゃんが高齢期に入っているかもしれませんよ!
ワンちゃんも年をとれば若いころと違って食欲不振になりやすいです。
そんな可愛い愛犬が食欲不振になった時に、どのような対処法をすればいいのか紹介します!
高齢犬が食欲不振になる理由
高齢犬がなぜ食欲不振になるのか説明しますね!
人間のおじいちゃんおばあちゃんを思い浮かべてもらうと想像しやすいと思います。
- 若いころと比べて食の好みが変わる
- 食事量(少なくなる)
- 飲み込む力が弱くなる
若いころと比べて食の好みが変わる
若いころはお肉が好きだったのに歳をとってから魚の方が好きになったなど、
犬も歳を重ねるごとに味覚が変わっていきます。
舌には味を感じる細胞「味蕾(みらい)」というものがあって、人間は10,000個あるのに対して犬は1700個しかありません。
もともと犬は味音痴な動物なんです。

歳をとるとその味覚がもっと感じにくくなってしまうんです。
なので今まで美味しいと思って食べていたドックフードを食べなくなったりしてしまうんです。
食事量(少なくなる)
ワンちゃんも子供の時は体を作るために栄養素がしっかりと摂取できるご飯をたくさん食べる必要があります。
しかし、体が出来上がると今度はその栄養素を健康維持の為に使われるようになります。
そのため、子供のワンちゃんと比べておじいいちゃんワンちゃんの食事の量は少なくなるといわれています。
飲み込む力が弱くなる
高齢犬になるとご飯を飲み込む力も低下します。
そこで考えてほしいのが食事の時の姿勢!
もしワンちゃんがご飯を食べているとき床に食器を置いているなら試してほしい事があります。
食器を置く台を設置してください。
ワンちゃんは口元(胸)の高さまで上げてあげるとご飯が食べやすく、飲み込みやすくなります。

ぜひ試してみてください。
高齢犬が食欲不振になった時の対策は?
ドックフードのニオイを考えよう!
高齢犬になると味覚や嗅覚が衰えて今まで食べていたドックフードを食べなくなることがあります。
そんな時試してほしいことがあります。
- ドックフードを温める(40℃弱)
- ドックフードをぬるま湯でふやかす
- 匂いが強いウェットフードなどに変更する
ドックフードは電子レンジなどで温めるとニオイが強くなります。
ワンちゃんはニオイに敏感なので、老化してニオイを感じなくなったドックフードを食べないだけかもしれません。
ぬるま湯でふやかすのも同じ理由でニオイの成分がでやすくなるからです。
それでもダメならドックフードを変更してみてください。
他にもドックフードに茹でたささみや野菜をトッピングするなど方法がありますが、まずはニオイで工夫してみてください。