サンカヨウ(山荷葉)の花言葉や種類、特徴をご紹介!サンカヨウ(山荷葉)は、小さな白い花を咲かせる植物。水分を含むと透明になる花びらが神秘的で美しく人気があります。

 

サンカヨウ(山荷葉)の花言葉

「サンカヨウ(山荷葉)」の花言葉は「親愛の情」「幸せ」清楚な人」。

 

サンカヨウ(山荷葉)について

科・属 メギ科・サンカヨウ属
和名 山荷葉
英名 umbrella leaf
学名 Diphylleia grayi
原産地 日本
開花期 5月~7月

 

サンカヨウ(山荷葉)の特徴

サンカヨウ(山荷葉)は、日本に自生する耐寒性多年草。日陰~半日陰で育ちます。早春に芽を出し、茎を直立させて、大小2枚の葉(20~30cmほど)を、まるで傘を広げるように出し、可愛い白花(花径2㎝ほど)を数輪咲かせます。葉の姿から、umbrella leaf(アンブレラリーフ)と呼ばれることもあります。花後に濃い青紫色のブルーベリーのような実(1.5cmほど)をつけます。実は甘く、食用とされています。草丈は30~60cmくらいです。

サンカヨウ(山荷葉)の花びらは、朝露や雨などの水分を含むと透明になり、乾くと白く戻ります。さっと濡れただけでは透明にならず、ゆっくりと時間をかけて透明になります。濡れたら必ず透明になるというわけでもなく、その仕組みははっきりわかっていないこともあり、透明になっている花姿を見ることはなかなか難しいそうです。そんなことから、花びらが透明になっている様子を見ることができたら運が良いというイメージで、「幸せ」という花言葉が付いたと言われています。

また、サンカヨウ(山荷葉)の小さな白い花はとても清楚で、一見どこにでもありそうに親しみやすいことから「清楚な人」や「親愛の情」という花言葉が付けられました。

「山荷葉」という和名は、サンカヨウ(山荷葉)の葉がハスの葉に似ていることが由来になっています。荷葉(カヨウ)はハスの葉のことで、山に自生するハスの葉に似ている植物として名付けられました。

学名の「Diphylleia」は、ギリシャ語の「dis(2つ)」と「phyllon(葉)」という単語から付けられました。サンカヨウ(山荷葉)の茎に2枚の葉がつくことが由来となっています。「grayi」は、植物学者エイサ・グレイの名前が使われています。

 

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