『ネガティブな感情との付き合い方』として、「まなゆい」が紹介されています。
「まなゆい」とは、感情をとことん受け入れるメソッドなのですが、やり方は本当に簡単で、「○○と思っている自分を、受け入れ、認め、ゆるし、愛します。」と言うだけ。
例えば、誰かにイラっとしたときなど、「○○さんにイラっとしたと思っている自分を、受け入れ、認め、ゆるし、愛します。」と、自分の感情を肯定して受け入れてあげるのです。
 
途中で「お腹すいたな・・・」と思ったら、「お腹すいたと思っている自分を、受け入れ、認め、ゆるし、愛します。」と言う。
こうして、すっきりするまで、どんどん肯定していくとよいそうです。
 
そして、ここからが目からウロコだったのですが・・・
「まなゆい」でモヤモヤした気持ちがすっきりしたら、今度は夢や希望を「まなゆい」するといいとのこと。
ネガティブな気持ちをどんどん受け入れる‥ということはやってきていましたが、夢や希望に関しては「受け入れる」という感覚ではなかったかもと思いました。
 
夢や希望を「まなゆい」するときは、「○○と思っている」ではなくて「○○という自分を、受け入れ、認め、ゆるし、愛します」と、自分はすでにそういう存在であることを受け入れるそうです。

「○○と思っている自分」というのは、モヤモヤした感情と自分を「分離」させて客観視している。
一方、「○○という自分」というのは、こうありたい自分と「一体化」し、そうなることに許可を出してあげているのだとか。
 
微妙な違いのようですが、実際に言ってみると確かに感じ方が違います。

 
「どんな自分も受け入れる」ということは、ネガティブな感情や自分のダメだと思うところなど、ネガティブなものだけを受け入れることではありません。
「こう在りたい」「こうだったら最幸」と思えるなら、「すでにそうである自分」を受け入れることも大切なんですね。