先日
弟②号が東京出張との事
羽田空港近くで宿泊と聞き
私は奮発してその近くにホテルを予約🏨
弟①号も岡山出張の帰りとの事で
姉弟3人で久々に会う事となった
埼玉人となって余計都区内に出なくなり
しかも滅多に行かない羽田なので
まるで土地勘がない
ホテルからすぐとの地図を頼るが
自信がないのでホテルのフロントに尋ねた
「この焼き鳥屋さんは
前の道を行って右ですよね❓」
するとフロントのお姉さん
自分のケータイで地図を検索し
「そうです そうです❗️」
と言ってくれたが…
どうやら研修中の外国籍の方らしい
羽田とあって
お姉さん英語や他の言葉は堪能だけど
日本語はイマイチっぽい
でも調べてくれたので
そのまま行く事にしたが…
少し歩いて何だか不安になった
そこに自転車に乗ったイケメン君が
丁度信号待ちで止まったのだ
「すみません この辺の方ですか❓
道に迷ったので教えて頂きたいのです」
「いいですよ」←イケメンのつもり
イケメン君は自転車を降りて
私のケータイを覗き込み
「そこなら分かります
案内します 一緒に行きましょう」
そう言って私に合わせて歩いてくれたのだ
思った通り右ではなく左
イケメン君は
(このおばちゃんは案内しないとマズイな)
と思ってくれたのだろう
親切な若者だ
歩きながら
イケメン君はこの辺りが実家だとか
私は弟達と会う為に埼玉から来ただとか…
そんな個人情報を交わし
そして2〜3分でお店に着くと
「ここですよ 楽しんでくださいね」
と爽やかににっこり
私は何度も頭を下げて手を振って
「ありがとうございました❗️」
心の中では
(君に幸あれ‼️)と叫んだのでした
案の定
弟たちは既に店内で待っており…
イケメン君の話から始まり
それぞれの近況報告をしながら
楽しい時間を過ごしました
焼き鳥屋さんだけど
3人揃ってアルコールは苦手なので
ノンアルビールとお茶けで
ワイワイやったのでした
そしてその帰り
弟たちと別れると
またまたホテルに戻れなくなった私
遠回りして来た所を
スムーズに行きたいと思って…
ホテルの窓から見えた
お店の看板を目安に歩くのだけど…
なかなか辿り着けない23時
今度はOL風の2人のお姉さんに
「すみません…
道を尋ねたいのですが良いですか❓」
とすがりました
1人のお姉さんは
「勿論です❗️」と
元気に応えてくれました
そして2人であれこれ見てくれて
教えてくれたのでした
そしてホテルに無事到着
お姉さんの「勿論です❗️」が
どんなに心強かったか…
言葉が心地よく頭に響いていました
(彼女はいつもそう言っているのだろうか❓
教えて貰ったのだろうか❓
自分で考えたのだろうか❓
そう言う事が当たり前の仕事だろうか❓)
お姉さんの事で頭がいっぱいでした
(私も相手を安心させる話し方をしなきゃ)
路頭に迷う情けないおばちゃんだけど…
(方向音痴とも言う)
今日は3人も素敵な若者に助けて貰って
(迷惑とも言う)
良い日だったなぁ…
彼らにも良い事が巡って欲しいなぁ…
悲しく怖いニュースもあるけれど
優しい若者の話をあげてくれたら
皆んなが優しくなれるなぁ
色々と思いが湧いて来て
しばらくは
優しいおばちゃんでいられそうです