ローソン不買運動始めます | 客観的に創価学会を見つめる

客観的に創価学会を見つめる

創価学会内部の人間が学会活動や個人的な体験などを通して学会に対して抱く疑問を綴ったブログ

1ヶ月ほど前、同じ学会員がトップリーダーを務める近所のローソンで、その人からの紹介ということでバイトを始めた。学会員同士のよしあしか、単に私の人格のせいかは不明だが、何故かオーナーにも気に入られ(多分オーナーは私たちが学会員であることを知らない)、面接と同時に採用が決まった。昔からコンビニの中でローソンが一番好きで、一度ローソンで働いてみたいと思っていた私には喜ばしい出来事であった。しかし、先週、私は一瞬でローソンが大嫌いになった。

先日、近所に住む恋人(私と同じくちょっと変わった学会員であるのですが、今後のブログ内容を読み進めるにつれ、私たちがどう変わっているのかが分かっていただけると思います。)が、私に「ローソン不買運動」を宣言した。ローソン社長の新浪剛史氏が「これから日本は中国と協力していかなければならない」と発言したらしい。

翌日、新浪剛史氏が元旦ニュースのインタビューで「今年の政治に期待したいこと」というお題に対して、「日本は腹をくくってTPPに参加すべき」と言っているのを偶然目撃し、ぶったまげた。また、あらゆる大手企業のCEOが増税に反対している中、1人だけ増税に賛成の意を示し、「増税の前に国民の収入が上がるべきなのでは?ではローソンでは今後社員らに対し、給与を上げるつもりなのか」というリポーターの質問に対し、「はい、ローソン社員らのボーナスや給与を上げます」とも言っていた。気になったのでネットで検索してみたところ、新浪氏はテレビ等に出演し、反日的発言を繰り返していることを知り、私もローソンに雇われている身でありながら「ローソン不買運動」に参加することを決意した。
バイト先では「コミュニケーションノート」と呼ばれる日誌のようなものがあり、いてもたってもいられなくなった私は、当店のオーナー、マネージャー、店長、アルバイト全員がチェックするコメント欄に簡潔なメモを作り、貼ることにした。黒ペンと蛍光ペンを用い、私はそのメモにこのようにまとめてみた。

ローソン社長新浪剛史氏がテレビ出演の際にしたコメント及びローソン不買運動について
経済力がない国である日本が、(尖閣諸島問題で)中国を怒らせ、逆らってはダメだ。」
日本は腹をくくってTPPに参加すべき。TPPに入ると雇用が増える。」(←日本人の雇用は減るが?)
日本は侵略戦争をした!」「ドイツに比べて反省が足りない。」「日本はまだ中国に謝り足りない。もっと侵略の歴史を学んで反省しろ。」(和平案を破った中国に対しての自衛戦争だったのに?!)
なお、増税に賛成の意を表した際、厳しいツッコミに対し、「今年はローソン社員らのボーナス及び給与アップをする。」とも返答しているがどうなのだろうか。
大手コンビニの中でローソンのみが110~130人中、30~50人の中国人留学生を大量採用している。
中国に380店舗以上を展開しているローソンだが、その利益のほとんどは日本に戻って来ない制度になっている。販売ノウハウや商品をコピーされ、独立されてしまうおそれも。(同様にファミマが韓国で痛い目に遭った。)「ビジネスマンとしての個人的な利益を優先するのは勝手だが、反日運動で政治に関与し、日本国民の生活を危機にさらすのは許せない!」と、今ネット上でローソン不買運動が勃発している。”


たかがコンビニのアルバイト、と思い大した反応は期待してはいなかった。実際、今のところ反応を示してきたのはたった2人しかいない。一人目は一緒に働いている特に悪気のある人のようではなさそうなおじさん、自称「僕、ちょっとしたアインシュタインなんですよ」。「コミュニケーションノートに色々と書いてあったけど、僕も新浪社長の発言はどうかと思うよ」と言ってきた彼に、お?と思い、「あんな人が政治に関わってはいけませんよね」と言うと、「いや、政治はやってもいい。でもテレビで社員のお給料を上げるって発言した行為に対しては、アルバイトへの考慮が欠けていると思うね。だって会社を支えているのはアルバイトたちなんだから。」という返答が返ってきて、全くの期待をしていなかったわりに、がっかりしてしまった。おじさん、そこじゃないでしょ!日本の政治よりも、アルバイトのお給料の方が大事なのかい!それにアルバイトの3分の1が外国人だと言っているのに!・・・と言いたいところを、言ってもどうせ無駄な気がしてやめた。理由は定かではないが、このおじさんはあと1ヶ月でバイトを辞めることになっている。

次に反応を示したのが、例の私を推薦してくれた学会員のおばさん。彼女とは業務時間が違うため、直接顔を合わせることは少ないため、私のメモの横にこんなメモが貼ってはった。

“私には中国人の友人がいます。今の日本と中国の現状をとても悲しく思っています。その人は、日本に学びに来ています。ローソンの仕事を「努力で」取り組んでいます。国と国ではなく、私は個人対個人で、その人にエルーを送っています。”

ち、ちょっと待って。これではまるで私が中国人たちを差別しようぜ!と言っているみたいではないか。話が変わってないか?誰も中国人は努力をしないで日本で仕事をしているとは言っていないし、「今の不景気な日本の中で外国人雇用が増える=日本人の雇用が減る」ということが理解できていないのだろうか?そもそも、この人は日本に学びに来ているのか?働きに来ているのか?どっちなんだぁーーー!?それに、「エルー」じゃなくて「エール」!笑、とつっこみたいところをこらえて、私はクビを覚悟でこう返答しておいた。

“私にもたくさん中国人の友人がいます。中国人全ての人が悪いのではありません。中には、半日運動をお越している人や、それを援助する日本人も大勢いるということです。尖閣諸島は日本の領土。TPPに参加したら日本は潰れます。そして私は「個人」として新浪社長を批判します。オーナーは好きです。”

まぁ、学会では「世界平和」というスローガンが掲げられ、特にお隣の中国・韓国とは仲良くしましょうね、という姿勢が広まっているので、私のメモを読んで学会人が「なんと非平和主義なのだ」と感じてしまうのはわからなくもない。現にうちの母も「そんな些細なことのために、雇われている身でありながら目上の人にくってかかるなんて、どうしてあなたはいつもそう反発的なの!」と言って理解できないらしい。ローソン不買運動を広めようとしている私に対して、どちらかというと批判的である。

他にもローソンに関して書きたいのは山々だが、企業秘密を漏らしたり、内部告発する行為は契約違反になりかねないので、やめておこう。

今回ここにあげたのはあくまでもリーダーのおばさんとうちの母という2人の学会員の例でしかなく、まさか、学会員全員がこうであるわけではないでしょう、ということにも一応念を押しておきたい・・・。

次回はこの話の続き及び関連事項として地区の座談会での企画や公明党について書いてみたいと思う。