彼との衝撃的かつ変態的な出逢いと、愛に至る道のりを語っていきます。
これは彼との愛の物語
彼と会う度に深まる愛情。彼となら何でもできるし、何も怖くないと思えた。
夜の公園で変態仲間や女装男子と交流し、わざと見せるように車の中で交わる。彼の望むままにときには3Pや見せ合いやスワッピングにも参加した。通りすがりの覗き男を交えて3Pになったり、女装男子の筆下ろしをしたり、屋外で乱交に発展したりと私もすっかり変態の仲間入りを果たしていた。
カーセックス中に警察官の職務質問を受けたのも1度や2度ではない。しかし彼は慣れたもので、パトカーをいち早く見つけては慌ててズボンを履いて自ら車の外に出ていく。
「ご苦労さん!なんかあった?事件?」
なんて警官に声をかけて足止めしている間に、私が服を着られるようにしてくれるのだ。
そのうち警官とも顔見知りになってきて「毎度!」と気安く声をかける彼に、警官は「またこいつか…」と言いたげな顔をするのが可笑しかった。
彼なら私を守ってくれる。
彼は「好き」とか「愛してる」なんて言葉を滅多に使わない。
「男がそんなこと言うもんじゃない」
なんて古臭い男気質。「昭和の男」「不器用な男」を自称してその道を邁進する。
それでもこの頃にはずいぶん彼らしい愛情表現が増えたように思う。
歩くときはいつも手を繋ぐけれど、車の運転中でも左手を差し出して私の手を握る。ハグや頭ナデナデも増えた。
「あっちのフェ○はホント気持ちいい」
「この柔らかいマ○コは最高や」
「この大きいお尻が好きや」
いつも褒めるのはエッチのことばかりなのが彼らしい。
そんなある日のこと、なんとなく話題がジジイストーカーのことになった。
「あの歳で娘と変わらない女をストーカーって今でもゾッとするよ」
そう言う私に、彼は少し考えるような仕草をしてから言った。
「でも、ストーカーしたくなる気持ちはわかるな。あっちなら俺でもストーカーになると思うわ」
「なんなの?そのストーカー宣言。別れないけどさ」
「だって、床上手やもん」
唖然。褒められてはいるのだろうけれど、嬉しいような嬉しくないような。
「褒めるとこそこ?」
少し複雑な思いで苦笑いの私をよそに、彼が思案顔で言う。
「男が一番手放し難いのは、床上手な女やな」
私のいいところってそこだけなの…?
「まあ、いっか。Kが好きでいてくれるなら、床上手なだけの女でもいいや」
ニコリと笑う私に彼が少し慌てた様子でつけ足す。
「もちろんいいとこはそこだけじゃないけどさ」
こうして変態カップルの幸せな夜は更けていく。