北海道旭川市に、1998年に設立された、"三浦綾子記念文学館"です。
周辺の"外国樹見本林"と共に"北海道遺産"としても登録されており、静かな環境の中でゆっくりと森林浴✨ができます。
代表作の小説「氷点」の舞台でもあります。

私は高校時代に三浦綾子(1922~1999)さんの大ファンで、執筆されたほとんどの本を読みふけっていました。
特に印象に残っているのは、「塩狩峠」「道ありき」「天北原野」「泥流地帯」などです。
「道ありき」では校内の読書感想文コンクールで受賞しました(^^)v

キリスト教精神を元に描かれており、不条理な社会の中で翻弄されながらも、人間の"罪と赦し"についての希望❇が描かれている作品です。

三浦綾子さんは元教員をされていましたが、敗戦後に価値観が塗り替えられたことで、絶望感と無力感にさいなまれる中で、肺結核と脊椎カリエスを患い、13年間寝たきりでの闘病生活の後、プロテスタントの洗礼を受けられ、三浦光世さんと結婚され、40代を過ぎてからデビューされています。

晩年はパーキンソン病を抱えながらも、ご主人と二人三脚で、晩年まで執筆活動に命を捧げてこられました。

私の自分に自信がなく、劣等感の塊で、真っ暗だった青春時代の原点は、三浦綾子さんにあります。
その頃の私は、何とかして生きる為の"救いや希望"を、もがきながら見出だそうとしていました。

私が実際に文学館を訪れることができたのは、40才過ぎでした。

"天北原野"の主人公貴乃が、最期に最愛の人と再会した"サロベツ原野"へ行ってみたり、"氷点"の主人公陽子が最後のシーンで流氷を眺めながら、ゆっくりと陽子の凍っていた心が解けてゆく場面を体感したくて、オホーツクの流氷を見に行ったりしました。

そういうわけで、北海道は私ととてもご縁✨がある場所なのです。