Baby Blue 6
(このお話は続きものです。
先にBaby Blue 1 2 3 4 5 を読んでください。)
或る日のこと。
「何や今日自分一人かいな?」
あたしのところにやってきて、そう話しかけた忍足。
・・・ちなみに今日・・・鈴華休みなんだよね・・・。風邪引いたっつって。
「・・・あ、うん。
・・・ってあたし、朝はいつもひとりだと思うけど」
「・・・そういえばせやったな」
「ところで・・・・何か用?」
「・・・あぁ、せや舞由香、のり持ってへん?」
「のり・・・?食用のり?」
「せや、ごはんのおともといえばのりやな・・・ってちゃうわ!くっつけるのりや!」
まさかの忍足情報じゃーん!我ながらナイスだなぁ・・・笑
っとボケてるんじゃなくって、・・・そうだ、のりだ!自分の筆箱を見てみると、・・・あった!
「・・・あぁ、持ってるよ!でもどうして急に・・・」
「アイツ言うてたやろ?今日までにプリント貼っておけ、って。それにノート提出らしいしな・・・」
「だから先生のことアイツって言わないのってこの前も言ったでしょ?」
「・・・せやったっけ?」
・・・あの先生、いつも変なこと言うけど・・・何やかんやで成績つけるのは厳しいんだよね。
だったら変なこと言わないでさっさと授業らしい授業してよ、って感じ・・・。
って!ノート見てみたらあたしも貼ってない!
「・・・あ!」
「さては舞由香も貼ってへんな?」
あたしのノートを覗き込みながら、
黒い笑みを浮かべて忍足が言ってきた・・・。
「う゛・・・」
・・・そうなんですよ。
でもさすがに痛いところ突かれちゃあ・・・ねぇ。
「安心しとき。舞由香の次でええから」
「・・・え、あ、・・・・・・はぁ!?何で貸すこと前提になってんのよ!」
「おぉ、そうゆうこと言うか舞由香ぁ~?
ならもう舞由香に科学分野教えへんで?」
「・・・・・・そ、れは・・・・・・」
そうだ、あたし・・・今まで忍足に苦手な科学分野教えてもらって・・・
だからそれを言われると何も太刀打ちできないんだ・・・・・・。
「・・・わかったわよ!急いで貼る!貼るから待ってて!」
「まったく、素直やないなぁ・・・。」
・・・悪かったわね、素直じゃなくって・・・。
そう思った後に、忍足が
「・・・ホンマに、あの時から・・・変わってもうたんやな。」
って呟いてた。
「何か言った?」
あたしは気づいないフリをして忍足に聞いた。
「ん?なんも言ってへんよ?」
「・・・そう。ならいいけど・・・。」
「ところで舞由香、はよ貼ってくれへん?」
「ちょっと、急かさないでよ忍足!!」
そしてあたし達はなんとかこのときの提出物点数がなしになるのをまぬがれた。
あの先生の授業が終わって、休み時間のとき。
「いやぁ~。舞由香のお陰やなあ」
「何言ってんの。あたしだって・・・あんたが教えてくれなかったら点数なしになるとこだったよ、ありがとう」
「そりゃどーも。お互い様って事やな!」
「・・・そうだね」
――バカだなあたし。
こんなふうに振舞っても、忍足があたしを好きになってくれるわけ、ないのに・・・。
忍足はたまにちーちゃんのことを話すんだけど、そのときめっちゃ楽しそうに喋るんだよね・・・。
でも前に鈴華から聞いたけど、女子の中で名前で呼び捨てにしてるのあたしだけなんだよね・・・。
(ちーちゃんのことは『ちー』って呼んでるから)
もしかしたら・・・って事もあるのかな。
でも、あまり・・・期待はしてないけど。
・・・ねぇ。叶わない恋だと知りつつも、あなたのことを好きでいていいですか?
***
次Arrangeいれるよ!
そして・・・なんと私。新型インフルだった。
朝家で計ったときは37,9℃で病院で計ったとき38,2℃でビックリした!
こんなことなら昨日部活せずに帰ってればよかったかな(´・ω・`)
正直・・・昨日の部活・・・無理しました。笑
というわけで
明日から毎日更新できるかわかんないから、
今日企画のプチメ送ります!
そして、うちのクラス・・・学級閉鎖になった。
13人休み・・・・やばいね。まあその13人の中に私もいるんですけどね。笑
でももんかさいはやるらしい。
なんでーーーーー!!!!????
うちのクラスの吹奏部がいないってことは・・・
*ルパンのソロがない
*ディスコのファーストが1人いない
*パイレーツのテンパニーが・・・!!!
ってゆうことになるんですよ!!!
だったら合唱じゃなくもんかさいも延期してほしいよ。
ってか引退式どうするんだろう!!!
これじゃあ4パートに迷惑がかかりますよ(´・ω・`)
あきやまさんより。