Dragon Ashと自分 | はやきです。しゅんきじゃないです。

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今回はちょっと長いでーす( ´ ▽ ` )ノ
暇な人だけ読んでくださーい(^_^;)

やっぱりブログ始めたから自分の思ってることとかも書いてみたいと思って、今回は自分の中で大切にしているバンドで5本の指には入るDragon Ashというバンドについて書いてみようと思います。

とりあえず知らない人のために軽く説明するとDragon Ashというバンドはミクスチャーバンドで、最初はボーカルの桐谷健司、ベースの馬場育三、ドラムの桜井誠の3人で始まり、後々ギター、DJ、ダンサーが加わって現在の形となってます。ロック、ヒップホップ、レゲエなど、様々な音楽を合体させて唯一無二の音楽を作っている。といった感じですかね。

僕が始めてDragon Ash(DA)のことを知ったのは多分中学2年の時だと思うのですが、その時に聞いたのはドコモのCMで流れていたEl Almaです。武田真治とコラボした曲で、ちょいちょい口ずさんでた気がします。
それとなく時間が過ぎて、GEOでCDをレンタルして聴いたりしてました。その中でも僕のお気に入りだったのはFANTASISTAという曲で、なんかどんな時聴いても元気が出るような歌でした。

そして自分が受験期を迎えた時のことです。志望していた大学に落ちてかなり沈んでいた自分を再び立ち上がらせた曲が当時シングルとして発売されたROCK BANDという曲です。この曲はロックバンドを諦めずに続けるということについて歌った曲なんですが、この曲をちょうど大学の不合格通知を受け取った日(忘れもしない2010年のクリスマスイブ)に僕らの音楽で演奏していて、夢敗れて当時何もかも自暴自棄になりつつあった自分と何か重なるところがあり勇気をもらった曲です。この曲と怒髪天の欠けたパーツの唄という曲は本当にいい曲で、多分一生忘れることはないでしょう。

大学に入り、ライブに行きはじめ、自分はやっと本物のDAを見れる機会がに巡り合います。去年のJAPAN JAM
です。当時のセットリストを掘り出して来たので載せると、
01.Redemption Song
02.Dreamin' (BOØWY カバー)
03.SKY IS THE LIMIT (with TAKUMA)
04.Iron Man (Black Sabbath カバー) ~ ガストロンジャー (with 宮本浩次)
05.Smells Like Teen Spirit (NIRVANA カバー)
06.Deep Impact (with ラッパ我リヤ)
07.ROCK BAND (with SATOSHI、KO-JI ZERO THREE)
08.Viva la revolution
といった感じです。
ライブが始まる前から鳥肌が立っていた自分は、ライブが進むに連れ目頭が熱くなっていき、待ちに待ったROCK BANDが演奏される時にはもうボロボロに泣いていました。それは自分が辛い状況に立った時に救ってくれたこのDAというバンドをスペシャルなセトリで見れたことへの喜びか圧巻のライブパフォーマンスへの衝撃か、未だに理解は出来ません。(ちなみにDAのライブの定番曲Fantasistaがセトリにありませんが、この日の10-FEETのステージでコラボで披露していました。)

さてそれからしばらくして育三さんの体調悪化による長期療養が発表され、RIZEのkenkenが代打でベースを弾くということになりました。(その年のROCKS TOKYOではkjがベースボーカルをやったそうです。このフェス行ったのですが、DAを断念して早めに帰宅してしまいました。)
そしてつぎにライブを見れることになったのが10月のGG11。
1.陽はまたのぼりくりかえす
2.For divers area
3.La bamba
4.AMBITIOUS
5.SKY IS THE LIMIT
6.ROCK BAND
7.Fantasista
8.運命共同体
———————————–
9.Faith
10.Viva la revolution
ベースはkenkenで、やはりかなりの腕前でした。この日のセトリでも、ROCK BANDをやってくれて、自分は行く都度ROCK BANDが聴けて本当に幸せだと感じたことを覚えています。

そして暫くして育三さんのライブ復帰が報じられ、年末のライブで復帰しました。自分はライブには行けなかったのですが、本当に嬉しかった。

しかし今年になってしばらくライブの告知が全く無く、僕はというとDAが見たくて見たくてたまらない状態で、毎日を過ごしていました。すると神様がそれを知ってか素晴らしいライブを用意してくれたのです。それが先日のロットングラフィティーとのツーマンです。それがDAにとって今年初のライブでした。

もちろん行くことにした自分はチケットを取って、ずっと楽しみにしていました。その時の自分はライブから数日後にあんな悲しすぎるニュースが流れるなんて予想だにしてませんでした。

ライブの方は育三さんの完全復活を表すような完璧なライブでした。セトリは失念したのですが、聴いたことなかった曲もやったし自分的にはすげー満足でした。ただ、この日はROCK BANDはやんなかったです。それだけちょっと悔やまれた。

そしてそれはそのライブの数日後です。

「Dragon Ashベーシスト 馬場育三さん死去」

そんなこと突然言われても信じられるわけがない。だって何日か前は元気にベース弾いてたあの人が死んだなんて。自分の中で最大級のリスペクトを置いていたベーシストがこの世を去った。僕は暫く落ち込んでいました。

昨日があって今日があって、繰り返してる舞い日を、少しでもね
昨日よりって今日もあって、塗り替えする舞い日を、少しでもと
祈りと実り 苦痛と恍惚 悩みと悔やみ 理想と空想 アールコールとニコチンと
愛して病まない人々が 私を活かしてして、繰れるノです 私を異化して、眩れるノです。

馬場さんが亡くなる前最後に書き込んだTwitterのつぶやきです。読めば読むほど奥の方まで響いてくる。そんな文書です。こんな言葉を残して馬場さんは天国へと旅立って行きました。僕なんてまだまだぺーぺーのベーシストですが、馬場さんの熱い思いをどうにかして少しでも受け継ごうと、携帯の壁紙を馬場さんの背中の刺青にしています。
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これから先自分の中でもっと悲しい出来事や体験が必ずある。今回の馬場さんのこともそうですが自分はそれを乗り越えて生きていかなきゃならないどんなに悲しいことがあっても必ずその先には楽しいことが待っているはず。志半ばで去っていった馬場さんの分も自分は全力で生きて、今という一度しかない時間を大切にしなきゃならない。未熟者の自分なりきに考えだした結論がそれでした。

自分の中で特別なバンドとして生き続けているDragon Ash。これからも自分はライブに行き続けるし、DAにも成長を止めないで欲しいし、それを見ながら自分自身の成長の糧にしたい。そんな大切なバンドの話でした。最後まで読んでくれた方ありがとうございますm(_ _)m

R.I.P IKUZONE

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