『大正野球娘。』を見終わりました。

まだ女性の社会的進出が一般的ではなかった時代。

鈴川小梅（すずかわこうめ）は友人の小笠原晶子に、一緒に野球をして欲しいと頼まれた。

晶子は許嫁の岩崎荘介（いわさきそうすけ）に、女性には学問は必要ないとか、主婦として家庭に入るべきという言葉に反発し、何とか見返したくて、荘介がやっているという野球をやり、打ち負かしたいのだという。

最初は何とか断ろうとしていた小梅だったのだが、晶子の気持ちを知り協力することに。

いろいろ悪戦苦闘ながらもメンバーを集め、アメリカ人の女性英語教諭アンナを監督にして、練習開始。

最初はボールもまともに投げられない状態だったが、最初の練習試合で目標とする浅香中学野球部との実力差を思い知り、奮闘。

そしてとうとう浅香中学と公式戦で対決することに･･･

何というか、まあ･･･

面白かったです。というか、こういうの好き

どちらかといえば、スポーツ系というよりほのぼのスクールライフ系。

晶子の復讐相手である荘介も、ちょっと無神経なだけでいい人だし。

ハンカチ落としただけで告白だと調子に乗る、高原伴睦（たかはらばんぼく）も、空気は読めないし荘介に輪をかけた無神経さですが、いい人だし。

というか、このアニメ、悪い人出てこない（笑）

続けて一気に見たせいか、観ている最中ほのぼのし過ぎてニヤニヤしながら観てました。

ただ、ちょっと思ったのが、小梅と許嫁になる紀谷三郎（きたにさぶろう）さん。

小梅が現在14歳で、三郎さんが20歳。4年前から小梅の家（洋食屋）で働いていて、三郎は小梅に惚れているって･･････

ロリコン？

って思ったのは、いい思い出（笑）

いや、大正時代ですものね。早くにお嫁に行く時代だし、おかしくないですよね。

同じく大正時代だからか、最初、学校の名前に戸惑いました。

というのも、小梅たちが通っているのは

東邦星華高等女学院

で、対戦相手の荘介くんたちが通っているのが

浅香中学

なものだから、てっきり年下とやるのだと思っていたのですが、作中で荘介くん達は17歳だと言うし、でも小梅たちは14歳だし･･･、あれれ？？？

となったワケです。

どうも昔は今とは学校の編成が違うようで、その上学問を必要としない女性の学校の編成と男性の学校の編成も違ったらしいですね。

良かったです。作中で年齢を言ってくれて（笑）

おかげで、別の意味でも楽しめました。

･･････ところで、小梅と高原の賭けはどうなったんだろう？？？

ヲタのち腐。時々雑談。所により妄想