- 三千世界の鴉を殺し〈8〉 (新書館ウィングス文庫)/津守 時生
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内容(「BOOK」データベースより)
バーミリオン星には、底知れぬ深い闇が巣くっているようだ。謎の敵“イブル”は、予想を越えた規模で、過去の悪夢まで引きずり出しつつ、ルシファを襲う!!終わったかに見えた長い災厄の一日は、ルシファに安らかな眠りをなかなかもたらさず、またしても撃たれたり、憲兵にからまれたり。大幅な書き下ろしを加え、ますます過激にクールにおくる、大人気シリーズ第八弾。
ええ・・・と。
ますますBLと一般小説の境が無くなってきている第八巻ではありますが、一応ルシファーがまだ落ちてはいないのでこのまま一般書として認識させていただきます。
相変わらずの男タラシぶりで![]()
ヘタレ基地司令官がルシファーの前巻での言葉に刺激を受けたのか、ちょっと野心を持って前向きな軍人さん(笑)に変貌していたのが、驚き。
内通者をあぶり出す為と、O2パパとの会話の為に通信センターへ。
O2とルシファーの奇妙な親子会話が堪りません![]()
(それに巻き込まれるニコラルーンもね)
通信センターで目論見通り、洗脳された局員に襲われ、ルシファーは銃弾を受ける。が、自己回復能力ですぐ蘇生。
ただし血を失いすぎて、ヘロヘロに。
そこに現れる、女の人気を一身に集めるルシファーに嫉妬する中途半端にいい男なマルチェロ大尉。
弱みに付け込む筈が、キレたルシファーにあと少しで妖しい道へ導かれるという反撃を受ける。
ほんと、いいところでカジャが邪魔しなければ、どうなっていたか(笑)
カジャはカジャでさらにルシファーに傾倒して行くし、親しくなっていくカジャとルシファーにサラディンは嫉妬。
その上、ルシファードを小さい頃から知っているというニコラルーンは、本格的にルシファーを好きになったっぽい???![]()
本当にこれを一般書と呼んでいいのかどうか、判断に迷います(笑)
でも私的には心躍る展開で、大好きです。
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