本日 7月17日と言えば、今では知る人も少ないのでしょうが48年前の今日、アメリカが開発した宇宙船〚アポロ〛とソ連を代表する宇宙船〚ソユーズ〛のドッキング計画が実施された日です。

 

1975年7月17日、アメリカのアポロ18号とソ連のソユーズ19号が宇宙でドッキングするイベントが開催されました。東西冷戦時代、宇宙開発競争に余念のない両国の宇宙船のドッキングイベントは、当時は画期的な出来事でした。宇宙船開発には必要で大切なテストだと判断されたのでしょう。


この一大イベントでは、アメリカ合衆国、ソビエト連邦、両国で様々な記念品が作られたようです。ネットで調べてみると、記念切手や記念メダル、ワッペンなどが見られます。

 

その中に『記念たばこ』がありますのでご紹介します。アメリカとソ連両国で販売されたようです。

フィリップ・モリス社とソ連のたばこ会社が共同で製造したと書かれているようですが、ソ連の文面はロシア語なので全く分かりません。

 

ソ連で発売された記念たばこはこちらと同じように紺色で宇宙を円形で描いていて、同じモチーフですが若干デザインが違うようです。

 

 

19歳の時、「お前、たばこの箱を集めているだろ。これやるよ」と、友人から貰いました。友人の知人がアメリカ出張で購入したようで、「珍しいから」と言う事で貰ったのだそうです。パッケージなど全く興味のない友人も珍しいと感じたようで、私のために貰ったようです。

 

 

 

 

                     表面

 

表面は全て英語表記です。宇宙でアポロとソユーズがドッキングした様子を描いたデザインです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                      裏面

 

       裏面はロシア語で表記されています。デザインは表面と全く同じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                     右側面

 

青い字は英語表記で上部に、赤い字がロシア語表記で下部に位置しています。アメリカのフィリップモリス社とロシアはモスクワの会社がたばこを製造したと書かれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                     右側面

 

赤い字がロシア語表記で上部に、青い字は英語表記で下部に位置しています。書かれている内容は、上下が入れ替わっているだけで両サイドとも同じ文章です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パッケージはヒンジリット型と呼ばれる、ボックスタイプでは一般的で良くみられるタイプです。

 

 

 

 

 

 

 

 

私はたばこのパッケージを保管する場合、ほとんどの場合接着部分をはがして平面にしています。それはボックスタイプも同じです。ファイルブックに収納するためと、そのまま≪たばこ≫を入れっぱなしにしておくと、湿度でたばこ葉が浸みだしてパッケージが汚れてしまうからです。

 

1個づつは部屋に並べて飾っていますので原形のまま残しています。そのパッケージにはたばこの代わりに綿を詰めていて、パッケージをセロファンと併せて原型を保つようにしています。

 

このパッケージは何だかもったいなくて開きませんでした。日焼けしてしまうので部屋にも並べていません。原形のまま箱にしまい込んで、大切に残している数少ないパッケージの一つです。

 

 

このパッケージの詳細を知る事が出来ないかと思ってネットで情報を調べてみたところ、どうも筑波宇宙センターに展示されているようですが詳細は知りません。また別に、このパッケージを販売している記事と併せてネットでは2つの情報がヒットしました。