私は学生時代から、何となく自分の食べたインスタントラーメンのパッケージを残していました。その中には、漫画やアニメとのコラボレーションがいくつか見られます。
漫画やアニメとコラボレーションした商品と言うのは、食品ばかりではなく日用品などさまざまな世界で見られます。インスタントラーメンの世界でも結構見られるようです。一般食品としてのラーメンの他、子供向けの駄菓子屋で販売するような商品もあったようです。
私も地元で偶然見かけ、「オヤ?」っと気付いた製品を残していましたのでご紹介します。このほかにも、確か藤子不二雄氏の【パーマン】を見かけたような気がするのですがはっきり覚えていません。
数少ない漫画を纏めましたが、統一するために以前オキコラーメンのページで、【海賊ラーメン】と並べてご紹介した、【おれは鉄兵】も再展示します。これはオキコ株式会社様にも残っていないようです。
沖縄 オキコ株式会社 鉄兵ラーメン 【おれは鉄兵】
沖縄で【オキコラーメン】を製造している会社
1973年から1980年にかけて、少年マガジンに連載されていた(ちばてつや)の剣道漫画です。この当時のちばてつや氏の人気は高く、少年誌から青年誌まで連載を持つ、売れっ子漫画家でした。この漫画は私も、釣りキチ三平と並んで毎週欠かさず読んでいました。いじられる吉岡部長がなかなか好人物でした。
昭和53年2月2日 製造
粉末スープ
日清食品 ドラえもんラーメン
藤子不二雄氏の大人気漫画です。1969年から小学館の学年誌で連載が始まっていて、その後テレビアニメ化され現在も人気のアニメです。私が学生時代には、ドラえもん雑誌と言えそうな(コロコロコミック)が創刊されていました。さすがに私は本を読むこともテレビを見る事もありませんでしたが…。
ドラえもんは、ウメ星デンカの後継漫画だったそうですが、ウメ星デンカも幼児向けなので読んでいません。藤子不二雄氏の作品では、~エモン、と言う題名で記憶に残るのは1968年に少年サンデーに連載された≪21エモン≫と言う漫画です。SF漫画で、小学生の頃大好きでした。
しょうゆ味
1992年3月23日 製造
粉末スープ ドラえもんかまぼこ
みそ味
1992年3月12日 製造
粉末スープ ドラえもんかまぼこ
どちらも蒲鉾は食べなかったので、入れっぱなしにしていたらすっかりカビてしまいました。
星野物産株式会社
群馬県みどり市にある会社で、”上州星野のめん”として、この黒鉄屋シリーズは現在も製造されています。現在は二代目と書かれていて、表面から黒鉄ヒロシ氏の漫画はなくなり、メンだけが描かれているようです。2人前入りの棒ラーメンです。
黒鉄屋 赤兵衛
【赤兵衛】は、黒鉄ヒロシ氏が小学館の青年誌、ビッグコミックに連載している、毎回8ページ程度の時代劇ナンセンスギャグ作品です。常に雑誌の巻末を飾る、〆めのような作品です。学生時代の頃には人気作品で、読者の中にはまずこの作品から読み始める人もいたようです。
私も双葉社の週刊漫画アクションの巻末に連載されていた【結作物語】と並んで好きな作品です。
主人公の赤兵衛は武士、結作は侠客です。【結作物語】の方が身近な題材が多かったのか、私はどちらかと言うと【結作物語】の方が好きでした。
醤油ラーメン
賞味期限 2008年9月25日
二食分のスープ
黒鉄屋 黒兵衛
黒兵衛と書かれていますが、描かれているのは黒鉄ヒロシの作品名の【赤兵衛】です。現在販売されている、二代目と書かれた商品には、この主人公【赤兵衛】は描かれていません。
味噌味
賞味期限 2008年9月26日
二食分のスープ
黒鉄屋 青兵衛
青兵衛と書かれていますが、描かれているのは黒鉄ヒロシの作品名の【赤兵衛】です。現在販売されている、二代目と書かれた商品には、この主人公【赤兵衛】は描かれていません。
冷し中華
賞味期限 2008年8月6日
ふりかけ 二食分のスープ
黒鉄屋シリーズは、スープは原寸大ですがパッケージは縮小しています。
私は同じ袋めんでも、棒ラーメンについてはあまり意識していませんでした。しかし、【赤兵衛】は好きな漫画でしたし、懐かしさもあり思わず購入しました。