出稼ぎ留学

オ-ストラリアへの旅行者は減少したものの、ワ-ホリで「出稼ぎ留学」は増えているということです。


ここ、オーストラリアでは、アルバイトの時給が2300円程、日給40万程。

時給も日給も高く、人員不足も見えるので、魅力的のように見えますが、日本人にとっては、そう甘くはありません。


日本と比べれば高い!
でも、物価も高い!

仕事を見つけるのが難関です。

仕事に就くのが困難

仕事に就くのが困難な理由は、日本人の強みを使って、働けるところが少ないことも理由の一つです。


オーストラリアから、日本へ出かけるオーストラリア人は増えていても、オーストラリアに来る日本人観光客は減っている傾向にあると思います。


ワーホリで仕事をつかむことも難しくなってます。というか、これは、ずっと前からそうじゃないでしょうか。


大抵、永住ビザが求められていて、ワーホリやスチュ-デントビザでは、仕事を見つけるのが難しいのではないかと思います。


英語の問題

求められるのは、コミュニケーションできること


プラス、英語の問題があると、働ける場所は限られますよね。


こちらで、テレビ番組を見ても、何でこんなに早口で話すのかと思ってしまいます。


英語のオーストラリアなまりについては、あまり気にしなくていいと思います。

多民族社会のオーストラリアでは、実際、いろいろなアクセントの英語が聞かれます。


私が中・高の教育受けた頃は、アメリカン英語が正規と考えられて、発音にこだわりがありました。

今の子どもたちの英語教育はどうなっているのでしょう?!


実際の英語圏社会で生活すると、相手の言うことがある程度わかって、自分の言うことが相手にわかってもらえることが1番大事だと思います。


大人になってからの学習では、日本人英語!? が気になるかもしれませんが、こだわる必要はないと思います。


話す順番

英語って、主語と結論が先に来ますよね。


日本語って、いろいろな理由、説明、例を先に話して、結論が後回しですね。


または、自分の感情を先に訴えて、それからメインの部分を話して行きます。


 日本語の一文でさえ、

「今朝は、お天気がいいので、早々に洗濯を済ませて、スーパ-に買い出しに行きました。」


「私は」っていう主語も省略できるし、結論の「行きました」が最後に来ますよね。


英語で話すのに、日本語的に話すと通じにくいんです。何が言いたいの!?ってなる。
私は、ずっとこの問題にぶつかってきました。

娘の就職の際も、自分の経験を伝えました。

スタッフが少ない

一方では、どのお店に行っても、スタッフが足りていません。
先日も、スマホが壊れて買いに行きましたが、問い合わせをしようとしても、スタッフがつかまりません。順番待ちです。

ス-パーも、(時間によって違うのでしょうが)、レジ担当が数人だけ。何か聞こうとしたことがあっときも、店員が見つかりません。

どのスーパーでも、自分で支払い作業を済ませるマシーンが多くなりました。
ほとんどの人がカードを使います。ここに来てから、そういえば、現金使ってません。

日本に来た旅行客は、スーパ-での現金支払いに、逆に驚くかもしれませんね。



チャレンジ精神はいいけれど...

コロナの前には、日本人の若者が海外留学を懸念する傾向があって、消極性が問題視された時期がありました。


そしてコロナ禍で、海外には出かけられなくなりました。最近の傾向は、その反動でしょうか。

積極的に海外に出かける若い人たちが増えて、チャレンジは、いいことですよね。

でも、そんなに甘くはなさそうです。初める前の情報収集が必要ですね。