alisumiのブログ

 



地方の観光地


メイン有名観光地のオーバ-ツ-リズム問題がニュースで取り上げられる反面、地方の観光業は、外国人の姿も少なく、様子はまったく違うことを感じてきました。


実際、地方の温泉地に出かけると、外国人観光客の姿は見えず、まだまだ、泊まり客の数は少ない実態を見てきたからです。


しかし、地方のホテルや旅館では、コロナ禍前の状態を取り戻しつつあるということも伝えられています。


外国人個人観光客の増加というよりは、アジア系団体客が大勢訪れているホテルもあるようです。


地方へも外国人観光客の波も少しずつ増加

先日のあるテレビ番組の情報では、メイン観光地への外国人観光客集中化にも動きを見せていることが報道されました。


最近、有名観光地以外の場所へ訪れる外国人観光客が増えているのだそうです。


地方には、多くの素晴らしい場所があり、地方に観光客が分散すれば、オ-バーツーリズムの解消にもつながるかもしれません。


ところが、観光客が増えても問題!?

ところが、そう簡単には行かないようなのです。


観光客が地方にも訪れるのはいいのですが、地方では、外国人観光客受け入れる体制が整っておらず、予約客が増えても、対応できるスタッフ不足に陥っているのだそうです。


スタッフ募集も応募数少ない

予約客が急に増加して、うれしい悲鳴と思いきや、対応しきれず、休業日を増やすしかない旅館もあると言います。


英語のできるスタッフとなれば、なおさら雇うのは困難でしょう。


単に、外国人観光客を地方に分散させればいいという問題でもなく、予約でいっぱいになれば、それで解決ということでもないわけです。



 ホテルに泊まってみて思うこと

ホテルに着くと、フロントですべての情報を一度に早口で説明されます。


しかし、初めて泊まるところで、広く入り組んでいるところでは、さっと頭に入るわけではありません。


以前であれば、スタッフが部屋まで案内してくださったりすることも多かったのですが、チェックインまでマシ-ンで済ませるホテルも出てきているので、結局は、自分自身に頼らざるを得ない自分軸!!  ...です。


フロントのスタッフの前では、さも問題なく、すべて把握したように、うなずきながら聞いています。


説明が終わった瞬間、まず、部屋にどうやって行くか、動きが取れなくなったりします。


行く部屋に通じるエレベーターは、どっからだっけ? エ-ッと、今晩着がえる浴衣とアメニティー、どこにあるんだっけ? 


お風呂は、何階? 夕食のレストランは、本館? あれ?別館だったかな?


こないだは、鍵、説明パンフレット、夕食朝食券、アメニティー、浴衣と手いっぱいにものを抱えたら、何と、肝心なス-ツケースを受付に置き忘れてしまいました。


部屋も、いくら探しても、自分の 部屋の番号にたどり着かず、手にいっぱいものを抱えたまま右往左往しました。



これからどうなっていくのでしょう

何回か宿泊を経験してみると、平日の温泉宿は、老夫婦、年齢層50代~70代の女性グループが多いことがわかります。


これからは、外国人観光客も、地方に流れるようになって行き、高齢者層観光客も増えて行くでしょう。


でも、地方で働こうとする若者が、どんなに募集をかけても集まらなければ、どうなることでしょう。


すべてのバランスを考慮していかない限り、問題はある場所にしわ寄せとなって、また別の問題を生むことになるのではないでしょうか。




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