吉高由里子の演じるドラマに魅了

 

 

 

『星降る夜に』

 

Netflixで公開されたドラマ『 星降る夜に』は、 ソロキャンプに来た男女が、星空のきれいな夜に出会うラブストーリーでした。ソロキャンプ、年齢差のある男女、 ろうあ者の世界、産婦人科医(生まれる前までを扱う職)と遺品整理士(死んだ後のことを扱う職) といった現代社会における様々な側面が盛り込まれています。10歳年上の女性とろうあ者である男性の恋愛が、とても自然で心温まるスト-リ-でした。

 

 

吉高由里子と北村匠海の共演

 

北村匠海は、中学生の頃から、吉高由里子の大ファンで、初共演となったドラマです。

ふたりの恋に落ちる場面が、本当に自然で引き込まれてしまいました。

 

10歳の年の差、職業の違い、音のある世界とない世界に生きるふたりが、次第に惹かれ合っていく様子は、どこか可愛らしさがあって、嫌味がないのです。素直に、ステキな関係だなあと思えました。

 

日高由里子は、ドラマ最初のソロキャンプの場面のことを、インタビューで次のように語っています。

 

「私、実はすごく緊張する方で、(制作発表の)舞台とかでも『肩にアンモナイト埋まってます?』ってぐらいカッチカチだったんです。でも、そう見られなくて損しているんですよね(笑)」

 

ベテラン女優で、あっけらかんとしているように見える彼女ですが、心の中は繊細な人なんですね。

 

 

 

私は、いつも、ドキュメンタリーやリアリティ番組のようなノンフィクションばかり見ていました。

 

これまで、あまりドラマや映画に興味がなかったのですが、このドラマをきっかけに、フィクションモノに興味を持つようになりました。


 

 

  吉高由里子の人間性

 

 

吉高由里子の人間性を感じるインタビュー記事をいくつか読みました。

 

発想を転換して、自分を楽しませる想像をするのだそうです。今日という日を楽しむことで、豊かな人生につながる気がするといいます。 

 

【吉高由里子さんインタビュー】「楽しい人生」とは「楽しみに変える発想」を持つこと(LEE) - Yahoo!ニュース気取らずに少女のようにケラケラと笑い、現場の空気も、その場にいる人の心も、やわらかくしてしまう。そして、気づけば全員が「大好き」になっていて……。なぜ、吉高さんはこんなにも明るく楽しく魅力的なのか?

news.yahoo.co.jp

 

吉高由里子のデビュー当時から取材している記者は、10代から30代まで、お茶目でいたずらっ子のような可愛らしさと、明るくてサバサバした様子がブレずに変わらないと評します。

 

すると、吉高は、

 

 「ずっと変わらないのは、変われないし変わりたくないのかも。世の中には勝手に言われていることを信じる人も信じない人もいて、それぞれが感じる〝吉高由里子〟が何人もいる。そう考えたら、こう見られたいとか無理に好かれようとは思わなくなった。イメージが良かろうが悪かろうが『こんなもんです、私は』ってスタンスの方が生きやすくなったんですよね」と自分自身を振り返ります。

 

「痛みを経験したぶん優しくなれていたらいいな」というそのことばの裏には、いろいろな人たちから、あることないことを言われて、悲しかったり、傷ついたりしてきた思いが隠されているのだと察することができます。

 

「軸にあるのは、また会いたいって思われる人間でいたいってこと。うれしいも悔しいも悲しいもかき集めてちゃんと感じたい。それが人として生まれた醍醐味、楽しみかなって思うんですよね」

 

このことばには、人に好かれたいと全面に自分を押し出すのではなく、自然体で、自分に興味を持ってもらう存在でありたいということではないでしょうか。

以外にも、ラブストーリーは苦手で恥ずかしいのだそうです。しかし、年齢的には、「もっと楽しんで、自分の中のドキドキを探そう」というように、距離を置いて客観的に構える姿勢でいられるようになったそうです。

 

インタビューにあたった記者は、

 

「吉高さんは人懐っこく相手の懐に入るイメージがあるが、実際は「懐に入れてくれる」人。その懐は深く大きく、すっぽり包まれるように温かい。いつ会っても魅力され、好きにならずにいられない最大の理由はそこにある」

 

ということばで取材記事を終えています。

 

 

       2月号

 

  大河ドラマ『光る君へ』

 

2024年大河ドラマ『光る君へ』の紫式部を演じている吉高由里子には、大きな注目が集まっています。

第一回目は、歴代最下位の視聴率でしたが、裏番組の影響もあり、下剋上で今後上がっていくことが期待されています。

 

 

吉高由里子のまひろ(紫式部)役

 

強さと弱さ、陰と陽、子どもっぽさと大人らしさなど、様々な側面を持ち合わせている「まひろ」を、表現豊かに演じられる女優として吉高由里子への信頼があるのではないでしょうか。

 

 

書道の先生のコメント

 

書道指導を担当している根本知さんは、

 

左利きである吉高さんが利き手でない右手で書くのは、想像以上に難しいはずだ。吉高さんらしく大きな声を出したり、失敗するとギャッと叫んだりして、リアクションがにぎやか。集中力が高く、日々、上手になっている。

 

と評価しています。

 

『星降る夜に』の女医役のときも、医療器具は、右手を使うというので、難しかったそうです。

 

表には見えないところで努力している、しかし、へこたれず明るい姿勢を保とうとする内面の強さがうかがえます。


 

https://news.yahoo.co.jp/articles/7ea5e085831706becdb9f1e988c4539edc8bf238?page=2

 

 

お酒を断つ

 

彼女は、お酒好きでも知られているそうですが、大河ドラマ撮影の間は、お酒を断つことにしたそうです。このことにも、主役にかける強い意気込みが感じられますね。

 

 

結婚の噂

 

事務所公認で交際している、外資系金融機関に勤める一般男性と結婚するという噂もあるようです。大河ドラマに支障が出ると困るので、結婚は、大河ドラマの撮影が終わってからになりそうだと言うことです。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/13d3222593a83c278bf3e86de9283860e7f75133?page=2

 

 

撮影現場の雰囲気を和らげる心遣い

 

 

撮影現場のスタッフに気軽に声をかけたり、若いスタッフを気遣う声がけをしたり。吉高由里子は、「空気を読むのではなく、空気を察する」のだといいます。彼女によって、現場の雰囲気が明るい笑顔に変わるのだそうです。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/7ea5e085831706becdb9f1e988c4539edc8bf238?page=2


 

 

大石静による情熱的な脚本

 

多くのイケメン俳優を起用し、韓流ドラマのような女性うけする演出で情熱的な脚本になっているのだそうです。きらびやかな平安貴族の世界で、身分の異なる恋、惹かれ合うふたりが実は、かたき同士の関係など、女性視聴者を意識した韓流的展開。今後、視聴率が徐々に上がって行くことが期待されます。

 

 

  引っ張りだこの人気

 

成田山新勝寺の節分豆まき参加

2月3日の節分には、千葉県成田市の成田山新勝寺で、能登半島地震の被災地復興などを祈願し、大河ドラマの俳優たちや大相撲の大関豊昇龍関らが豆まきを行いました。

 

吉高由里子の姿はとても美しく、力強いかけ声で、大勢集まった参拝者を魅了しました。節分の豆まきで、大河ドラマの成功に対しても縁起をかつぐといいですね。

 

デーリ-東北

 

 

 

CM撮影やファッション雑誌撮影

 

大河ドラマの撮影の合間をぬって、CMやファッション雑誌の撮影。日高由里子は、引っ張りだこの人気で、忙しいスケジュールをこなしています。

 


CLASSY

 

 

アレグラFXの新CM

 

 

SNSのつぶやき

 

日高由里子自身が、SNSに自分の思いをツイ-トしており、たくさんの共感を得ています。私たち一般人との距離感の近さが感じられます。

 



 

 

 

  まとめ

 

吉高由里子と北村匠海共演のドラマ『星降る夜に』を見て以来、彼女の女優としての力量を感じてきました。おおらかさだけではなく、どことなく危うさを秘めた魅力があります。

 

「空気を読むより空気を察する」と言われる気遣い。

彼女の存在が、たちまち撮影現場の雰囲気を変えてしまう。不思議な力を持ち合わせていますね。

 

彼女の天然素質は、まわりの共感を生み、マイナスをプラスに変化させていくのではないでしょうか。史上、最低の視聴率でスタートした大河ドラマ『光る君へ』も、きっと下剋上を果たすことでしょう。