目が乾きますか

パソコンやスマホで細かい字を見ることの多くなった現代、ドライアイの問題を抱える人が増えていますよね。まばたきの回数が減って目が乾いたり、ブルーライトの影響もあって、目が疲れたりするようです

 

ただ、私と同じような症状のある人は、眼科を受診したほうがいいかもしれません。または、紹介状をお願いして、大学病院で検査をしてもらったほうがいいかもしれません。

 

 

シェーグレン症候群

20代の頃、入院して検査したところ「シェーグレン症候群」という病気であることが発覚しました。和田アキ子さんや菊池桃子さんが、同じ病気ですね。

 

涙の量が極端に少なくて、ハードコンタクトレンズが痛くて装着できなくなりました。玉ねぎを切っても、涙が出ません。常に、刺激の少ない「ソフトサンティア」という人工涙液の目薬が欠かせません。

この病気のせいかどうかはよくわかりませんが、メガネでは視力を調整できないほど悪くなり、コンタクトレンズしか使えなくなりました。ハードコンタクトレンズで視力は出ますが、角膜に傷がつき、痛くてソフトコンタクトレンズに変えました。左目は、角膜移植を繰り返したせいで、ソフトコンタクトレンズさえも装着できなくなりました。

 

「シェーグレン症候群」は、自己免疫疾患で、難病に指定されている膠原病の一つです。

自分のカラダを守るはずの免疫システムが狂って、自分のカラダを攻撃するのです。

 

 

口が乾く

この病気は、目だけでなく、唾液も少なくなり、ドライマウスで口が乾きます。特に、夜中、トイレに起きたとき、話しかけられても、口が乾き過ぎて話せないほどです。喉が乾くのとは、また違います。虫歯に気をつけなければならないといいます。

確かに口が乾くせいか、水分を多く取っているかもしれません。

 

 

皮膚が乾く

皮膚の乾燥、ドライスキンも起こります。湿疹も起こってアトピー性皮膚炎かと思いましたが、皮膚科で診察したところ、乾燥肌のトラブルでした。汗もあまりかきません。

 

 

 

手足の指の感覚がなくなることありますか

冬場、寒くて、手足の先がかじかんで、感覚がなくなることはありませんか。

指が、紫色になったり、白くなったりするのは、「レイノー病」と言って、膠原病が潜んでいるかもしれません。

 

私は、この「レイノー病」が、たまに起こります。

外に買い物に出ると、何本かの指が白くなったり、紫色になったりします。足の先の感覚もなくなって歩きにくくなります。家に帰ってきて、温めるともとに戻ります。

 

 

膠原病

八代亜紀さんは、膠原病の「間質性肺炎」で亡くなりましたね。膠原病にはたくさんの種類があります。命が奪われるというのは、まれで特殊な例だと思います。不治の病気ではありますが、一生付き合っていくものとして受け入れなければなりません。

 

20代の頃診断されて以来、長年、特に変化はありませんでした。ところが、何年か前に、突然、手がこわばったり、微熱が続いたり、不整脈が起こったりしました。血液検査で様々な異常が見つかりました。

「強皮症」「多発性筋炎」「間質性肺炎」「混合性結合組織病」の初期症状にかかわっているということでしたが、どこまでがシェ-グレン症候群の延長線上にあったのか、私にはよくわかりませんでした。

 

とにかく、今言えることは、初期段階での治療によって、普通の生活を送れるほどに回復しているということです。ただ、膠原病を抑えるための数々のクスリによる副作用で、一時期、ゾンビのようになりました。

 

現在は、まったくクスリを服用しておらず、そのおかげで(!?) 血液検査も一切問題なく正常です。

 

自分の運命は、どうなるかわかりません。また、突発的に、免疫システムが自分のカラダを攻撃してくることがあるかもしれません。

 

自分なりの健康と貴重な今の時間が、何よりも大切です。実は、自分の病気のことを書くことに迷いがありましたが、早期発見・早期治療。経験を通じて、これを伝えたかったのです。

 

 

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