JOCVが媒体となって、世界の子供たちが文通する手助けをしよう、

とバヌアツの同期隊員が提案し、計6カ国で手紙が行き交うことになった。

バヌアツ、セントビンセント、ケニア、セントルシア、ベトナム、そしてスリランカ。


すでにバヌアツとケニアとセントビンセントからは手紙と写真が届いた。

 ケニアからの手紙

手紙といっても、英語圏でない国でも通じるよう、できるだけ絵を使ってある。

子供たちは、住む村の絵、学校の絵、宗教の絵、国の地図などから、遠い国のお友達の様子を知る。


私も9月のある日、サイトの子ども会で文通について話をしてみた。

子どもたちは、届いていたバヌアツからの手紙と写真に興味深々で、早速自分達も手紙を書くことにした。



「自分たちの生活が分かってもらえるような絵を描こうね。」

と言ったところ、スリランカの地図、お寺、学校、家の様子などの絵を描いた。


次に文章を作った。

まず、スリランカの紹介から。

「私の国はスリランカ。私の国はきれいです。国花は蓮で、国鳥はジャヤングル・ファウルです。」

子供たちがまずシンハラ語で書き、私は訳すのを少し手伝う。

小さい子まで、国花や国鳥を知っていて驚かされる。

スリランカの人は、「スリランカはナンバーワンだ!」というような、愛国心を強く持った人が多いように感じるけど、小さい頃から愛国心を育てる教育がなされているからだと思う。


最後に他の国に住むお友達への質問を考えてみたら、次のような質問がでた。

・名前は何ですか?

・何歳ですか?

・どこに住んでいますか?

・元気ですか?

・学校に行きますか?

・どんな気持ちですか?

・あなたの国についてどう思いますか?

・趣味は何ですか?

・私たちの友達になってくれますか?

・好きな食べ物は何ですか?

・好きな飲み物は何ですか?

・好きな教科は何ですか?



5カ国のみんなには、もうすぐ(もう数ヶ月の国もあるかも?)スリランカからの封筒が届くと思うので、楽しみに待っててね。

同じ配属先のJOCVにも声をかけ、彼女のサイトの子供たちもお手紙や絵を描いたよ。それらも一緒に送ったよ。




手紙の郵送費、現地の言葉から英語への翻訳を今のところ媒介者が負担することになっているけど、子ども達が今後もやっていきたいと思うなら、住所を交換し合って、直接子ども達同士で文通することもできると思う。




子どもたちと一緒に活動をしている世界の皆さん(もちろん日本も)、文通の媒介人になりませんか~?

詳しくは、バヌアツの同期隊員の説明を見てみてね。

http://blog.livedoor.jp/rk1231/archives/cat_50004251.html