自分は、できない。


と言うのはよっぽどのことではない限り、

自分の独断と自分への偏見による思い込みにすぎないと思う。


往々にして。


私たちは、そうやって、自分自身で自分の可能性を制限している気がする。


私は、こういう性格だから。

とか、

私は、それが苦手だから。

とか。


私の自分への独断的評価は酷いもんだ。

大雑把で、3日坊主、とにかくキチンとした生活には向いていない。


と、、、


文章にしたら、なんて酷いんだろう。。。


でも、そう思っていた。


しかし、ここ一週間、私はある試みを始めてみた。


毎朝、30分早く起きて、ごはんを炊いて、朝ごはんを作る。


キチンと後片付けもして、operaを聴きながら、出勤する。


単に、朝からしっかり食べて、規則正しい生活をしよう。


というだけの事なんだけど。


何を今更?


冒頭の文章は大袈裟では?


とお思いだろう。


いやいや。


私にとっては大革命。


今の中東情勢並に。


低血圧だし、朝は苦手で、朝ごはんなんて食べても食べなくても平気だったし、食べたとしても、デスクで日経片手にパンをかじる程度。


そんな私が。


今のところ、無理することなく続いているし、

むしろ今までなんでやらなかったんだろうと思うくらい、朝の時間を楽しんでいる自分がいる。


独裁体制崩壊。


皆様にとっては当たり前のことかもしれないが、私にとってはかなり革命的。


そして毎日がなにより充実。


朝の数時間で、こんなに気分が変わるなんて。


もひとつ、更に、平日菜食主義者にもトライ中。


意外とこれもいける。


体調もいいし、肌の調子もいい。


体重も無理なく減った。


それに、和食のレパートリーも増えそう。



今まで出来ないと思い込んでた事ができる自分を楽しむ。



長年自分を独裁支配してた先入観の打破。



そして、



新たな可能性の奪回。


そんな充実感に浸る私はにんまりしながら、


今日も5時半にセットした炊飯器のスイッチを入れる。




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Operaのレッスンを受けていると、


イタリアに無性に行きたくなった。


仕方がないので、近所のイタリアンバール(そんなよいもんじゃないけど)に。


カプチーノ飲んで、この衝動を抑えようと。


でもって、読書でもしようと。


しかし、持参した本は、
「食べて祈って恋をして」!!!


これ、3分の1はローマが舞台。


しかもローマの情景が分かるから余計に行きたくなってしまう。


完全に逆効果だ。


しかし、私はリズ(主人公)ほど酷くもないし、病んではいないものの、状況としては似た様なもの。


食べて祈って恋をして、、、。


先日、仕事中に電車でまどろみながら色々考えていた。


最近、色々と自分の事にせっせと時間を費やしてる私。


冒頭のOpera然り。


他にも、やりたい事が山ほどあって、どうしよう!なんて、思っていた。


そしてふと重大なことに気づいた。


あ、恋愛してない、、、。


びっくりしてまどろみから目覚めてしまった。


すっかり忘れていた。


しばらく、恋愛したいなぁという気持ちを忘れていたのだ。


大丈夫か?私?


それに1番びっくりした。


20代前半までは、キャリーよろしく恋愛至上主義だったのに、、、(笑)


なんだか、自分で自分が心配になってきた。


私、また恋愛できるのかな、、、


なんて。


20代最後の1年、なんか起こるかな。


心配と思いつつ楽観的。


カプチーノのハートがニクい。


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これは、夢なのかな。


とふと、思う事がある。


海外にいると。


だから、一度目を閉じて、深呼吸して、また目を開ける。


景色が変わらない。


やっぱり現実だ。


これだから、異国への逃亡はやめられない。


この感覚がやみつきになる。


今回は久しぶりに、アジア。


マレーシア、ボルネオ島へ。


晴れ女がいたのか、


雨期にもかかわらず、滞在中はずっと晴れた。


スパしたり、パラセイリングで鳥になったり、ビーチで読書したり。


なかなかなバカンスだった。


しかし、帰国日に食中毒?になり、腹痛と共に帰国するはめに。


久しぶりに新興国に行ったので、油断してたか、或いはストレスか。


余韻に浸る間もなく、関空に連れ戻された。


いつもなら儀式のように、

関空からリムジンバスに乗って、あの湾岸線を走ることで、徐々に現実世界に戻るのだが、

今回ばかりは、コタキナバル空港から既に目が醒めてしまっていた。


帰国してから、数日間、未だ腹痛だけは治らない。


バカンスの夢を帳消しにするかの様な、別の意味での余韻、、、。

そんなの要らないけど。


でも、色々な気づきもあり、反省もあり。


この冬の不完全燃焼をリベンジすべく、


既に夏の夢に思いを馳せる。


そんな私は、只今病院の待合室にいるのだが、、、。










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