教室の前まで歩いてきて固まる。

教室の前に貼ってある、教室の座席表の前にあの子がいたのだ。

思わずえっ、と言う驚きの声が口から漏れる。

なんであの子がここにいるの? もしかして、同じクラス?

なんの偶然だろうか、あの子が気になっていた私に神様がチャンスをくれたのか?

それとも、二人セットでからかわれろ、と言う神様からの意地悪だろうか?

どっちでもいい。今は一刻も早くここから逃げ出したい。

ただでさえ目立つのに銀髪と金髪のセットなんて絶対に目立つ。

自分に視線が集まるかもと思うと頭が痛くなってきた。


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      教室の前に貼ってある座席表を見ていた。

     だが、後ろからえっ、と驚きの声が聞こえた。

         なんだろうと後ろを向いて驚いた。

なんであいつがここにいるんだ? もしかして、同じクラス?

なんの偶然だろうか、あいつのことが気になっていた俺に神様がチャンスをくれたのか?

それとも、二人セットでからかわれろ、と言う神様からの意地悪だろうか?

どっちでもいい。俺と目が合った瞬間泣きそうな表情をしたあいつが気になる。

これ以上あいつを怯えさせたくないと思った。

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       視線が合う。だが、視線を逸らす。

           逃げる。会話はない。