ブログネタ:子供のころに信じ込んでいた伝説や迷信
伝説・迷信ではないけれど
小学校にあがったばかりの頃、俗にいう汚い言葉を覚えてきた私に
母ちゃんがしてくれた話
貧しい家に育った娘が奉公に出た
奉公先の奥さんが、その娘の言葉遣いがあまりに悪いので
「あなたはいい言葉が使えてない
きれいな物言いをしなさい」
娘が言った
『私は学校にもほとんど行ってないから、きれいな言葉がわからない』
「では、≪お≫を付けて話すようにしてみなさい」
言われた娘は、すべてのものに「お」を付けて話すようにした
「お鉢植えにお水やりました」
「お新聞持ってきました」
「おアンパンが食べたい」・・・・などなど
度を越した「お」に、さすがの奥さんが
「≪お≫を付けすぎです!
もう、付けなくていい!」
すると、シャツに付いた汚れを洗い落とそうとしていた娘
『くさ~~ん
としてもとしてもちん!』
(奥さん、落としても落としても落ちん!・・・言いたかったらしい)
なにごとも度を越してはいけません
私が作ったマグロのにぎり
シャリがおっきくて、詰まっていて
普通のにぎりの倍以上のボリューム