「あぁ~もぉ~

 いくら考えても、腹の虫がおさまらないむかっ


誰に言うともなしに、ミチルがつぶやいた




「奥さん居るの、知ってたし
 私だって、多くを望んでたワケぢゃない

 なのに、あの男(ひと)
 私に
 『も少しキレイなマンションに移れよ
  引越し費用ぐらい出してやるからさ
  マンション代も、オレ、出すからさ』
 言ったんだよね

 だから、いいマンション借りて
 仕事もセーブして、あの男(ひと)がいつ来てもいいようにしてたのに

 結局、な~んも¥出してくれないぢゃん

 言うと、いつも
 『ちょっと待ってくれ
  今、手持ちがないんだ』

 そのクセ、私のコトは
 自分の所有物が如く扱って・・・


 だから、私
 あの男(ひと)の奥さんのコト
 興信所に頼んで、調べてもらって
 なりたくもないのに、奥さんと友だちになって
 あの男(ひと)の家にあがりこんでやったんだわ

 あの男(ひと)に、嫌がらせするつもりで


 したら
 私を見ても、平気な顔して
 むしろ、奥さんとの仲を見せ付けるの

 もう無理(。>0<。)と、わかったから
 『別れてあげるわ』言った時の、あの男(ひと)のホッとした顔

 いくら思い出しても、ムカつくぅ~~」





どうしてもおさまらないミチルは、深夜にもかかわらず

おもむろに、電話を手にし
男の嫁の携帯携帯を鳴らした






「あ・・・・恭子さん!?

 ミチルです

 こんな時間にゴメンなさい





 私・・・・恭子さんに、どうしても・・・・



 謝らなきゃイケナイ・・・・ことがあって







 私・・・・



 私・・・・知らなかったんです

















 私、彼氏が居る・・・って
 恭子さんに話しましたよね

 ホントに、知らなかったんです






 この前、恭子さんチにお邪魔した時
 恭子さんのご主人と、お会いしました・・・よね




 あの・・・






 あの・・・






 知らなかったんです

 私の



 私の彼氏が







 恭子さんのご主人だった・・・・・なんて・・・・








 ずっと言わずにいよう・・と、思ったんですけど





 私・・・・苦しくって

 つらくって









 別れます

 私、ご主人とは別れます





 知らなかったとはいえ
 こんな酷いコトしたんだから
 もう、恭子さんともお友だちでは居られません



 ホントにゴメンなさい

 今までありがとうございました


 二度とご主人にも
 恭子さんにも会えません」







ミチルは
思いっきりシオらしく、涙声で話しきり
電話を切って、携帯の電源を落とした





「ふふ

 あとはそちらでよろしくやりなさい」


























てなコトがあった・・・・・のかも~~

いつぞやの上司
離婚することになったらしいんだわ


その話聞いて、私たちが勝手に妄想した出来事なので
あしからず









本日、毒リンゴ発 うっちぃからの嫌がらせメール




10:48


素晴らしい



$妄想スロッター♪ ぴょん-DVC00158.jpg










11:06


なかなかゲーム数が減らないぜよ



$妄想スロッター♪ ぴょん-DVC00159.jpg








ヒトが仕事してるのに ((o(-゛-;)




結果ぐらいよこしなさいよねヾ(。`Д´。)ノ