あれから。
いつの間にか
夢の中へ。
すごく変な夢を見た。
エヴァと
現実世界が混ざった夢-
なぜかあたしは、
エヴァに乗って戦ってた。
夢は、
いきなりそんなところからはじまったんだ。
誰がエヴァに乗ってるのかわからなかったけど、
あたしと一緒に戦ってくれる人がいたんだ。
エヴァに乗るとね、
精神はエヴァと共にあるから、
エヴァが傷つけられたら自分の生身の体も痛く感じちゃうんだ。
自分に傷は一つとしてついてないんだけどね。
そんなエヴァからボロボロになって降りたとき、
あたしはお兄ちゃんに
『なんでシンジだけ狙われてるの?』って聞いた。
なんでそんなこと口にしたのか自分でもわかんないんだけど。
そしたらお兄ちゃんは、
『そういう風に組んでるから』って言ってた。
そんなとき。
あたし目がけて誰かが花火を放ってきたの。
ただの花火じゃなくて、
落下したら炎が燃え上がる、
触れてしまえば一瞬にして丸焦げになってしまうような、
そんな花火。
あたしは間一髪でそれから逃れることができた。
だけどあたしに当たらなかったから、
その人はまた、
あたしに向かって投げてきたんだ。
そのとき気づいたの。
『あぁ、碇シンジはあたしなんだ』って。
だからあたしは逃げた。
走って逃げた。
あたしはシンジ。
止まってしまえば殺される。
だけどあたしに花火を放ってきたその人が、
その花火を持って追いかけてくるんだ。
その犯人とは-
なんとびっくり市のパートサンだったの。
だけどあたしには、
もはやそんなことどうでもよくて、
『逃げなきゃ』っていう思いで必死だった。
もう一人、
びっくり市のパートサンがいたんだけど、
その人はたぶん、
あたしの味方。
なぜかその人も、
狙われてたから。
『あたしのためにごめんなさい』って思いながら
走って、走って、逃げた。
そしたら今度ね、
渋谷すばるが現れたの。
すばるもまた、
あたしを殺そうと大量の花火を持ってた。
すばるがそれに火をつけたとき
『あぁ、あたしはもう走れない。あたしはここで死ぬんだ』って、
諦めて立ち止まった。
そこで目が覚めた。
起きたら背中が痛くて、
寝違えったみたい。
すごく不思議で変な夢だったけど、
すごくすごく怖い夢だった。
夢で良かった。