先日、還付金詐欺の電話が掛かって来た。

 

夕方の4時前、自宅固定電話に着信。

「どうせ、またセールスの電話だろうな。」

長く切れないので、受話器を取ってみた。

「三ちゃんでよろしかったですか?」

「ハイ」

優しそうな若い男性の声、間違いなく何かのセールスだ。

はよ、切ろう・・。

 

「私、地元区役所保健課の長谷川と申します。」

区役所?何の用だ~?

「お電話口は三ちゃんご本人で、よろしかったでしょうか?」

『ハイ』

「実は今年2月の医療費の明細書をお送りしたのですが、その中に返信用のハガキを入れたのですがこちらに戻ってきていなかったのでお電話しました。」

 

医療費明細・・・・あ~、来てたなぁ。

でも、返信用のハガキなんか無かったぞぉ~??

『明細は見た記憶あるけど、返信用のハガキは全然記憶に無いわ~。何のハガキなん?』

「あっ、明細を確認しましたよと言う事で送ってもらう為のハガキです。それでしたら、また改めて送らさせていただきます。」

『ハイ、よろしくお願いしますね。』

「はい、では失礼します。」

 

どこまでも、丁寧な言葉使いだった。

改めて区役所からの封書を確認するが、そんなハガキなど見当たらない。

『入れ忘れとちゃうんかい・・。』

『まっ、いいか再送してもらえるし・・・』

そう考えて、パソコンを開きエッチな動画・・・じゃなくて「アメブロ」を眺めていると、外で何か叫んでる。

だんだん近づいてきてハッキリ聞き取れた。

 

「こちらは地元警察です。ただいまこの地区で地元区役所保健課を名乗った還付金詐欺の電話ありました。」

「エロじじいの皆さんは注意して下さい。」

 

何だ、これが還付金詐欺の電話か~。

そして、今後の展開はどうなるのかと期待していましたが、

次の日の朝9時過ぎに、地元区役所保険課の長谷川さんから電話があり

『あなた、本当に保健課の長谷川さん?』と尋ねたら、

ガチャンと電話を切られてしまいました。

 

もっとお話したかったのですが残念でした。

次回は若い女性が良いな。