20代の仕事場　UCLA

シンガーソングライター＆ジャズシンガーのナターシャです。

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<20代の仕事場UCLA>

モントレーの大学院で外国語教育の修士号取って、ロスに出てきてすぐに仕事は見つかって、昼は大手自動車メーカーで働き、夜は通訳センターで日本語を教えてたんだけど、日本語を大学レベルでどーしても教えたくて、100通以上の履歴書をアメリカ中に出し、電話帳でそれらしきところに一行ずつ電話してたら、ビザ切れる直前にUCLA extensionから日本語教えないかとオファーもらいました。

嬉しくて嬉しくて、でも最初に「生徒からのevaluation評価半分切ったらクビですからね」と言われたので、夜中でもほんとはあかんけどkinko’sに行ってコピーしたり、毎日必死に教材作り、25歳といえどルックス子供のような私が教壇立って一所懸命教えてました。

本当に本当に楽しかったなあ。

やっと大人になって、行きたかったアメリカ行けて仕事ができて嬉しくて。

あの頃には「できそうだから」とか「できないかも」という考えはなく、「やりたい」しかなく真っしぐらに進んでた。

あのエネルギー完全燃焼する感覚が「生きてる！」って感じだった。

体験重ねて歳を重ねて、当たり前だけどこんな私でも頭で考えることが多くなり、その度にUCLA時代の自分を愛しく思い出してた。

だから今回ここに来たかったんだ。

あの頃の私に「よく頑張ったね」って言ってあげると、楽しかったけど、たった一人で海外で寂しかったり、ここで一人で死んでても誰も分からないなあと思ったり、ビザやお金の不安やそんなことも思い出した。

でも今は「家族の絆は強いし、大好きな素敵な人たちいっぱいいて寂しくないし、何があっても何とかできる力があるよ」と25歳の私に言ってあげれる。

原点回帰。

一周回って次の周がここから始まる❤️

ロスに来れて良かった。