1-2:首(硬すぎる首のコリに) | あらい式整体院のブログ

1-2:首(硬すぎる首のコリに)

首は、専用のクッションを使い、うつぶせで施術します。



◆縦の流れ


1.人差し指と中指でV字を作り、首の付け根をはさむようにして、肩に手を置きます。


2.もう片方の手の指を、どれか一本立て、うなじの辺りを軽く押すように置きます。


3.一本指から、V字の間へ、何かエネルギーが流れるのをイメージします。



骨盤・頭蓋骨の歪みと背骨のズレ                         ~ 非接触と弱い圧による調整の一例-V字-首-縦-うつぶせ

骨盤・頭蓋骨の歪みと背骨のズレ                         ~ 非接触と弱い圧による調整の一例-V字-首-縦-うつぶせ

一本指を置くところは、前回書いたように、指先が強く反応する所なのですが、首の場合は、うなじ付近で、どこでも反応してしまいます。


ですので、乳様突起あたりから、それぞれの筋肉の先端、付着部を押すつもりで、軽く押していくと、脈動のようなものが静まった後、ぐにゃっと緩みます。



◆横の流れ


横方向のV字も、効果的です。



骨盤・頭蓋骨の歪みと背骨のズレ                         ~ 非接触と弱い圧による調整の一例-V字-首-横
骨盤・頭蓋骨の歪みと背骨のズレ                         ~ 非接触と弱い圧による調整の一例-V字-首-横

首の前後を、挟むように、軽く押します。


「ピンポン」と、ボタンを押すくらいの力で押します。


上から下へ、位置を移動していきます。



◆しつこい斜角筋


いろいろやっても、どうしても首のスジの硬さがとれない人がいます。


そのような場合は、少し遠くからのアプローチに、効果があります。



骨盤・頭蓋骨の歪みと背骨のズレ                         ~ 非接触と弱い圧による調整の一例-V字-首-斜角-うつぶせ

1.片手で作ったV字を、首を挟むように肩に置き、もう片方の手の一本指の角度を、斜角筋の角度と合わせるようにします。


2.背中の真ん中あたり、脇腹に近いあたりで、指が一番強く反応する場所を探ります。


3.そして、軽く一本指を置き、V字に向かってエネルギーが流れるのをイメージし、脈動が静まるまで、その位置を保ちます。


これで、緩みます。

V字の間が、驚くほど大きく脈打ち、静まった後、ぐにゃっと軟らかくなっています。



次回は、1-3:骨のズレ です。