0-1:きっかけ
私が、現在行っている、手をかざすことで、骨盤や頭蓋骨を調整する施術は、トレーニングの結果、出来るようになったのではなく、突然出来るようになったものです。
以前から、自分の頭蓋骨のズレが気になっていましたので、なんとか自分で自分の頭蓋骨を調整できるようになりたい、そして、お客さんの頭蓋骨も調整したいと思い、学んだり試したりしていました。
耳の高さだけは、揃えられるようになったのですが、頬骨、目、鼻筋のズレは、どうしても動いてくれません。耳も1日か2日で戻ってしまいます。
そんな状態が続いていたある日、下がっている右側が、こうやるだけで、動いてくれないかなあと、思いながら、頭の左右に手をかざしていると、手のひら全体が、少し脈打ち始めるのが感じられ、不思議なので、そのままにしておくと、だんだんと脈動が強くなり、頬のあたりにも何かが感じられるようになりました。
5分くらい、そのままの状態で手の位置を留めていると、手のひらの脈動が静まり、何も感じなくなりました。
そして鏡を見てみると、下がっていた右側が、逆に左より上になったようになり驚きました。(現在は左右バランス良く調整できます)
すぐに、もう一度試したいと思いましたが、整ってしまった頭蓋骨は、すぐにはズレてる状態になってくれません。
毎日、頭の様子を観察しながら、左右の差がわかるようになった1週間目くらいに、再び、頭に手をかざすのを試しました。やはり、動きます。今度は、ぐっと時間が短くなりました。
その後、しばらくの間は、手のひらが敏感になり、植物に近寄ったり、神社のそばを歩いたりした時などに、手のひら全体がしびれる様な感覚になり、強く脈打ち、離れると収まるという状態が続きましたが、今はだいぶ落ち着いています。
施術中は、呼吸を意識することはありません。宇宙や神をイメージしながら施術するわけでもありません。
普通に今まで通り、コリがほぐれ、ズレが整い、お客さんが喜んでくれるのを、願いながら施術しています。
次回は、0-2:私の場合(頭蓋骨の変化と体調の変化)です。