おそらく、ニッポンでは、ニュースにさえもなっていないかと思いますが、
実は、イギリスで、クリケットワールドカップ、
開催中でございますっ\(^o^)/!!
コレ!コレ!(´▽`*)
もともと、野球の原型とも言われているクリケット。
野球との主な違いは、野球が1チーム9人制であるのに対し、
クリケットは、1チーム11人制。
Batsman(バッツマン)と呼ばれる打者は、
半径70mほどの広大な楕円形のフィールドのど真ん中、
ピッチと呼ばれる20mほどの縦長のスペースで、
投手(Bowler ボウラー)の投げたボールを、
前後左右、360度、
バットでどこへでも、かっ飛ばすことができます(*^_^*)。
そして打ったボールが、フィールドを転がる間に、
向き合うように立つ二人の打者が、ピッチを端から端へ走り、
その往復した回数によって、点を重ねるという、
とってもシンプルなスポーツです(*^_^*)。
(野球でいうホームランのように、打球がバウンダリーと呼ばれる、
球場の外枠を、ノーバウンドで越えると、6点が直ちに加算されます。)
今年の夏(2月)、ANZ銀行主催のクリケット教室が、開催されました~♪。
プロのクリケット選手から、直接手ほどきを受けられるなんて、
なんて幸運な子どもたちなんだぁ~(´艸`*)
ニッポンでは、全く聞いたことがなかったこのスポーツ(´Д`)、
実は、サッカーに次いで、
世界で2番目に競技人口が多いスポーツで、
特に、イギリス連邦(Commnwealth)に加盟する、
インド、オーストラリア、ニュージーランド、スリランカなどで、
盛んに行われているんだそう(´艸`*)。
ニュージー代表チーム、ブラックキャップスのエース投手、
Trent Boultさんから、投球指導を受けるコナくん。ハリキッテ、投げろ~☆
で、今年のクリケットワールドカップ。
そもそもの発祥の地であり、それを国技と誇るイギリスで、
ただいま、絶賛開催されているのですが・・・、
とは言え今年のヨーロッパ。
モーレツな熱波の影響で、各地で38度超を記録し、
フランスでは史上最高となる45.9度にまで上昇したと言われている。
選手たち、大丈夫だろうか・・・ヽ(´Д`;)ノ。
しかーし!そんな想像を絶する暑さに怯える、
真冬のニュージーランド国民の心配など、
もろともしないかのように、ニュージーランド代表チーム「ブラックキャップス」は、
気温以上に熱い試合を、繰り広げているみたい(´艸`*)!!
予選を通過し、ベスト4に残ったのは
インド、オーストラリア、イギリス、ニュージーの4チーム。
中でもでも最強豪国と言われ、参加国中トップの成績で予選を通過したインド。
対するニュージーは、予選通過とは言えベスト4の中でも一番弱い・・・。
その強豪国インドと、決勝進出をかけて戦うこととなったニュージー。
今回は、先攻でのスタートです。
クリケットでは、野球と違い、1回しか攻守が交代しません。
攻撃は、10人目の打者がアウトになるまで続けられ、
その後、攻守が交代し、相手方が打つ側に回ります。
その結果、打者11人で稼いだ点数は、239点。
これは、ビミョーなところだ・・・(゚_゚i)。
せめて300点あれば、インドのチームとも互角に戦えそうなのだが、
239・・・。少なすぎる・・・(゚_゚i)。
この結果に、観客のインドの方々は、すでに祝賀ムード。
その一方、ニュージーランドサイドのダンナさん、
完全に、目から希望が消えている・・・。
このままじわじわと、真綿で首を絞められるように、
ニュージーが敗北に向かっていくのは、見るに堪えないので、
早々と寝ることにしたワレラ。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
そして迎えた翌朝(木曜日)。
朝からウチの男子が騒がしい・・・。
ヤメテ・・・。
オカーサンは、冬休みだ・・・(;´ω`)。
どうやら、インドの攻撃ポイントがあまり伸びず、
ニュージーランドと、どっこいどっこいのいい勝負になっているみたい。
いや、このまま、おしいところで負けたら、目も当てられないので、
盛り上がる男子を放置して、
アタシは、朝のお化粧ルーティーンに集中することに。
と、放置すること数分・・・。
まず、コナくんが、ダッシュで飛びついてきたっΣ(゚Д゚)
ヤメテっ(;゚Д゚)!オカーサンの、
アライナーがズレるから、ヤメテっ!(必死)
「大変よっ!オカーサンっ!
ニュージーが、18点差で勝ったぁぁ!」
「お、おう・・・。そ、そうか。それはよかった・・・(゚_゚i)」(温度差)
いや、それにしても、これはものすごい番狂わせ。
ニュージーサイドの解説者でさえ、前夜は落ち込むあまり、
「It's not enough.(十分じゃない・・・)」と連呼していたのに、
それを下回るインドチームの想定外に低いポイント(゚Д゚;)。
ダンナさん曰く、ここのフィールドは、硬くて、
跳ね返ってくるボールを、打ち返すのが、難しいかったのだとか。
その上、インド選手が打った打球も、
野球のフライキャッチの要領で、ことごとくアウトにしてしまったりと、
ニュージーサイドの守備も、キレッキレだったようだ。
かっ飛ばされたボールを、ノーバウンドでキャッチ!!
これで、バッターアウトです(^_-)-☆。(イチローみたい(´艸`*))
そうそう、キャッチャー以外の守備は、みんな、ボールを素手でキャッチします。
この地面に突き刺さったウィケットと呼ばれる棒に、
送球されたボールがダイレクトヒット!!これも、即バッターアウトです(^_-)-☆。
最近では、棒に当たると電気が付くようになっているのね~(´艸`*)
そして、今朝(金曜日)終了したもう一つの準決勝。
オーストラリア対イングランドの試合は、
なんと、8点差でイングランドの勝利(´∀`*)!!
前回のワールドカップ優勝国のオーストラリアを破り勝ち上がってくるとは、
さすが開催国、イングランド!!勢いに乗っているなっ!!
さて、いよいよ14日(日曜日)は、決勝戦!!
前回のワールドカップでは、南アフリカとの準決勝で、
神がかったファインプレーを見せ、見事、決勝進出したものの、
結局は、決勝でオーストラリアにズタボロに負けてしまったニュージー。
今回の大会では、ぜひとも初優勝を狙いたいっ!!
(前回の模様はコチラっ→ クリケットワールドカップが、スゴイことになってきたっ!!)
対する、イギリスも、国技に掲げている割に、
一度もワールドカップで優勝したことがないという恥がある。
決勝に進出できたことさえも実は、27年ぶり。
民衆の声援に応えるべく、このままの勢いで、
念願の優勝を勝ち取りたいところ。
なかなか楽しみな展開になってきたクリケットワールドカップ♪。
放送は、ニュージー時間の日曜日の夜9時から。
いつもなら有料のスカイTVでのみの放送ですが、
今回の決勝戦は、無料テレビ放送のPrime(4チャン)で、
全国の視聴者さんに向けて一般配信されます\(^o^)/。
ガンバレ!ブラックキャップス!!
このクリケットワールドカップの勢いそのまま、
次は、9月にニッポンで開催されるラグビーワールドカップに、
繋げていけるといいな(*^_^*)!!
左から、キャプテンで世界的な打者でもあるKane Williamsonさん、
オールラウンドに何でもこなすColin de Grandhommeさん、
そして、速球の左腕投手Trent Boultさんです(*^_^*)。
ペンギン
最近では、ニッポンでもクリケットのことが少しずつ浸透してきたみたい。
ニッポンのプロ野球選手の方が、現役引退後、
クリケット選手として転身し、海外でプロを目指すケースも出てきたんだとか。
今後、ニュージーランドで活躍するニッポン人選手を、
見られる日が、来るかもしれないねん(^_-)-☆。