正常胚率を上げる方法…だと? | 不妊治療DE1000万円

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過去の不妊治療をエッセイ漫画にしています。

メモ代わりのリブログです。







↓リブログ記事 引用

「Euploid率を上げるには?
妊娠/出産にはまず、良い胚を獲得することが最優先になります。

「良い胚」とは、Euploid(正倍数性)胚として定義されることが多く、その他生児獲得率として評価されます。

「良い胚」を得るには年齢が大きく影響することが知られていますが、その他に何かできることはあるのでしょうか。



①卵巣刺激法の影響

Ⅰ:PPOS、GnRH-Antagonist、GnRh-Agonistでの比較

Eur J Med Res. 2023 Jan 16;28(1):28. doi: 10.1186/s40001-023-01000-1.

卵巣刺激の方法でMⅡ数あたりのEuploid率は同等である。

(14.60% vs 14.09% vs 13.94%)



Fertil Steril. 2022 Aug 5; S0015-0282(22)00390-9. doi: 10.1016/j.fertnstert.2022.06.012.

PPOS法(1516人)、GnRH-Antagonist(5004人)での累積生児獲得率を傾向マッチングにて評価。PPOS vs Antagoで比較した。

1周期の採卵における累積生児獲得率:32.2% vs 36.0%(RR:1.12)

累積妊娠継続率:66.1% vs 85.1%



卵巣刺激法でEuploid率は変わらないが、卵巣機能が低下している方や35歳以上の方でAntagonist法が効果的である可能性がある。



 Ⅱ:ゴナドトロピン投与量など比較

Hum Reprod. 2020 May 1;35(5):1082-1089. doi: 10.1093/humrep/deaa028.

投与量、卵巣刺激期間、E2値、採卵時の卵胞サイズ、採卵数はEuploid率に影響を与えなかった。

(一方、低刺激と高刺激でEuploid率に影響を及ぼすという報告もある。)



②Triggerの影響

十分な卵胞発育を確認後、成熟を促すためにTriggerを使用します。

Triggerには、hCG(尿由来のuhCG、遺伝子組み換え製剤のrhCG)、GnRHa(ブセレリン、スプレキュア) があります。



 Ⅰ:hCG、GnRHaでの比較

Fertil Steril. 2019 Aug;112(2):258-265. doi: 10.1016/j.fertnstert.2019.03.040.

GnRHaトリガー群は年齢が若く、AMHが高く、生検胚数が多く、Euploid率が高かったが、年齢を含めた潜在的交絡因子を考慮して多変量解析では両群に差は認めなかった。

 

 Ⅱ:Trigger~採卵時間による比較

J Clin Med. 2020 Jun 2;9(6):1685. doi: 10.3390/jcm9061685.

Trigger~採卵時間を34~39時間で細分化しEuploid率を評価したところ、間隔が長くなるに従ってEuploid率が上昇した。

(34-35時間:27.8%、35-36時間:35.2%、36-37時間:39.9%、37-38時間:37.4%、38-39時間:40.9%)。

--------------------------------------------------------」


引用終わり。



え…。
さらっとすごい内容を記事にされていらっしゃる感じがしますが…。

トリガーから採卵時間を延ばせば正常胚率があがるだとおぉぉ!?


具体的には一般的に35時間のトリガーを39時間にすれば最大で10%以上正常胚率があがるだとおぉお!?


最後の引用部分を再度引用します。

↓引用
「Ⅱ:Trigger~採卵時間による比較

J Clin Med. 2020 Jun 2;9(6):1685. doi: 10.3390/jcm9061685.

Trigger~採卵時間を34~39時間で細分化しEuploid率を評価したところ、間隔が長くなるに従ってEuploid率が上昇した。

(34-35時間:27.8%、35-36時間:35.2%、36-37時間:39.9%、37-38時間:37.4%、38-39時間:40.9%)。」

引用終わり

え、最近、不妊治療を離れていたけどこれってもう常識なんでしょうか?
正常胚率が上がるというエビデンスのある方法って初めて見た気がします。
他記事でも紹介されているかもしれませんが、私が気づくのが、たぶん初めてです。
(エビデンスはないと思うけど糖質がかかわっているくらいしか正常胚率の改善につながる方法って知らないです。もし他に、エビデンスのある正常胚率の上げ方があったらすみません。)
すべて、年齢のせいにされていました。
「正常胚が取れないのは高齢のお前のせいだよ。」と暗に言われた人はたくさんいらっしゃるでしょう。
私もそうです。
…出来ることがあるじゃないですか!

因みに教科書的(生殖医療の必修知識(スミマセン私が持っているのは2017年の古い版です。)では採卵時間は35時間です。
上の論文だと35~36時間だと35.2%で38~39時間だと40.5%ですね。
5%も違っちゃう。
34~35時間と38~39時間とじゃ13.1%も違っちゃう。
うわお。

しかもこの方法って、糖質制限なんかと違って3日後採卵という人もできる。

でも排卵リスクがあるので、やったことのない病院でやるには患者本人が全責任持ちますって先生を口説き落としてボルタレン座薬フル活用(ボルタレン座薬によって確率に変動が出るかどうかは知りません。)でやってください。
(排卵しても私は責任取れません。ちなみに私は39.5時間で排卵します(ボルタレン無しで)。)


ではでは。
なんか、すごい記事見ちゃったんで、思わず久々にブログ書いてしまいました。


適当イラストぐらい投下しとこう。





リブログ先の門上先生、大変いい記事をどうもありがとうございました。
最近、ヤフー記事の方で先生の名前にお目にかかっていろいろご活躍されていらっしゃるんだなと思いました。
これからも頑張ってください。




ではでは。
失礼しました。

皆様が無事お子さんを抱けることを願っています。