バイク購入費用を手に入れた僕はバイク屋に向かった。
前々から気になっていたアメリカンバイクを迷わず購入。
嬉しかったなぁ(笑)
今までの原付に別れを告げ、以降、何処に行くにしてもそのバイクが移動手段となった。
車を買う頭金にした方がいいかも?
とかも少し考えたが車は駐車場代もかかるし維持費が…、という愚かな発想だった。
あの時にお金について今の思考があれば…、とも思うが、当時、実際どなたかからそのように教えてもらったとしても素直に聞けてたかは疑問である(笑)
ふむふむ、と聞いた後、やっぱりバイク買ってただろうな(笑)
聞くための思考のベースも必要なのだ。
そのベースを作り上げるのは幼い頃からの環境であり教育。
学校なんかでは教えてくれるはずもない。
買ったバイクは僕の翼となり、北海道にも2回連れて行ってくれた。
大声で騒ぎながら一直線の道を走り、口の中にミツバチが入ったことも思い出。
若かった。。。
購入から1年が経とうとしていたころ。。
友人と家で酒を食らっていた夜、酒が無くなってしまい近くのコンビニに買出しに行くことになった。
マンションの下に止まっているバイクを見た友人から羨ましがられ、ちょっと気分が良かった。
15分ほど買い物をして戻ってきたとき、ついさっきまであったはずのバイクが無い。
あれ?
さっきあったよな??
コンビにまで乗っていって置いて帰ったのか?
いやいやお酒も飲んでるしそれはない。。
盗難防止用のチェーンを外した記憶もない。
友人にも確認した。
間違いなくさっきはあったと言う。
あれれ??
良く見ると無残にも切断されたチェーンだけが残っている。
うおおおおおお!
こ、これ、盗まれてるってヤツじゃん!!
バイクが盗まれるという話は聞いたことがあった。
映画のようにコードを直結して、みたいな手段ではなく、集団で行動し、日頃から目星をつけ、絶対にバレないタイミングで箱型トラックにスッと乗せて静かに消えるらしい。
酔いは一気に冷め、友人は帰し、すぐさま警察に電話した。
僕:「警察ですか!?僕のバイクが盗まれたんです!つい15分前まであったバイクが!アメリカンタイプのバイ…、、」
警察:「落ち着いて下さい。すぐに現場に行きますから。」
僕:「犯人は直ぐ近くにいるはずです!ほ、包囲網を張ってください!トラックを全部調べて下さい!たぶん箱型のトラッ、、、」
警察:「詳しくは現場でお聞きします。」
大声で話す僕の会話を遮るように随分と淡々とした対応。。。
10分ぐらいで二人の警察が来た。
白バイか?ヘリか?SWATか?
今までこんなにも日本の警察に期待したことは無かったのだが、
チリンチリン。
と、まさかのチャリ登場。
後ろにカンカンの箱付いてるヤツ。。
うそやん。。。
2人の警察は白目になっている僕から色々と事情徴収して、
「辺りを調べて来ます(敬礼)。」
と並んで去って行った。。
相手はトラックだぞ、、
見つかるワケねーだろ、、、
少なくとも調べるならそれぞれ別方向に行けよ、、、、
とも思ったが登場の瞬間にもう諦めていたと思う。。。
わずかな期待を持って数日電話したが「手掛かりはない」の回答のみで結局盗難届を出しただけで終わってしまった。。
はぁ。
僕の翼よ何処に。。
後からバイクに詳しい人に聞くと、盗まれたバイクは現行犯で捕まえる事が出来なければまず見つからないらしい。
何処かでバラされ、パーツごとに海外に売られるそうな。。
学生だった幼い僕にとって過去最高額の買い物。
いつか合体して戻って来てくれるのだろうか。
早く帰って来てくれ。。
いつまでも待ってるよ。。。
長くなったがこれがG氏に思い出さされた過去の古傷(笑)
今となっては笑い話。
このブログを読んだどこかの学生君がお金の事を学ぶきっかけになってくれれば僕の翼も報われるだろう。
今あるそのお金、将来のために役立てるべし!!!
