「シンガポールでは、もう映画館に行く人なんてあまりいないんだよ。

何でもどっかからダウンロードして、IPodやIPhoneで見てるから」


気分転換に映画でも行く? と誘ったら、夫がそんなことを言う。


ならば! 映画館じゃなきゃ見られないものを試そうよ! というわけで、

「アバター<3D>」を観に行った。二人とも立体映画なんか、初めての体験。

(地方都市にはそんなのこないし)夫は立体眼鏡の構造にも、興味津々だった。


そして…実際に行ってみると。映像そのものの美しさもさることながら、


「こんなに面白い映画、どうしてもっと早く教えてくれなかったの?!」と夫。


「ターミネーター」「タイタニック」にハマった夫だから、ジェームズ・キャメロンの

映画が気に入るのは、まあ当然といえば当然だ。


もっとも夫は「ジェームズ・キャメロン(映画監督)って誰?」って言ってるけど。

それにしても、世界的大ヒットで、CMもすごいのに、知らないほうがおかしい。


結局、夫がぜひもう一度見たいと言うので、2日連続で観にいく羽目になった。


シンガポールでは当然、映画に日本語字幕はないので、最初に行く前に

あらすじを説明し、一回目から帰ってきて2時間ほど、あそこはああいうシーン

だったとか、ここではこんなこと言ってたんだとか、2時間ほど夫に追加説明。


おかげで2回目は、私もポップコーン抱えてのんびり楽しむことができた。


もっとも、肝心の立体映像は、あまり立体に見えなかったんだけど。


左右の目で見える、映像のずれを利用して立体像に見えるようになっているので、

私のように左右の視力が違い、おまけに周辺視野にやたら敏感だと、うまく映画に

入り込めないらしい。前の方の人は上から落ちてくるしずくを思わず手で払って

いたりするのに、私ときたら、スクリーンの四角形とか、前の人の頭とか、視界の

不要な部分がどうしても目に入ってしまって、うまくいかなかった。


う~ん、残念。

人の視覚って、本当に不思議だ。


2月14日が中国正月で、シンガポールはいま新年休暇中なので、私たち夫婦も

その前に日本に帰ってきた。関東は雪の日が多いし、日本はやっぱり寒いなあ。




毎日同じパターンで生活している。


夫は工場に出勤するので、6時起きで朝食もそこそこに出かけていく。

その後、ホテルの朝食がついてない居候の私が、近所のフードセンター(屋台を

集めて作ったような、団地の下にある食事処。小さな店がぎっちりつまっている)に、

ぶらぶら歩いて朝食に出る。外はまだ少し暗い。


毎朝この行列↓に並ぶ。


エイリアン@地球的異文化マサツな日々-fishballmee2010feb2

ほかにも開いている店はあるのに、ここだけいつも人が集まっている。

たいてい、こういうところはおいしい。


食べているのは魚団子入りの麺。麺の種類(小麦麺と米の麺で何種類かある)を

指定して、汁そばにするか、合えそば&スープにするか選ぶ。

店の人は中国語を話しているけど、片言の中国語と英語を混ぜれば何とか通じる。



見回すと圧倒的に合えそば(香味油であえてある)率が高いので、普段、脂っこい

ものをめったに食べない私も、毎朝そっちを食べている。


こんな感じ↓香りのいい生唐辛子を、たっぷりスープに入れて食べるのがウマい。

エイリアン@地球的異文化マサツな日々-fishballmee2010feb1

これで一食200円ちょっと。


食べ終わったら部屋に帰り、シャワーして、パソコンに向かってもくもくと仕事。

昼前~昼過ぎに、部屋の掃除をする人が回ってくるまでずーーーっとやっている。


掃除の番が来たら外出。やっぱりフードセンターで安い食事をして、日陰を少し散歩。

赤道直下だけど一応、北半球側なので、今の時期は、暑さがあまりひどくない。


二時間ぐらいで戻って、シャワーしてまた続きをやる。


集中力の限界がくるまで(だいたい午後6時あたりが限界)、ひたすらパソコン。


夕方になると、またまたフードセンターに行って、何か食べる。何せ熱帯なので、

油を使って高熱で調理したものを食べるのは、衛生的な面を考えると理にかなって

いるんだけど、さすがに一日三食だときついので、夕方は少しだけ軽く食べる。


この頃には目・肩・腰がガチガチなので、食後は運動をかねて一時間ぐらい散歩する。

マッサージ屋さんに行くこともある。


お店はどこも夜の9時ぐらいまで開いている(そのかわり朝は遅い)ので、

日も暮れて涼しくなると、たくさんの人が同じようにウロウロしている。必要なら買い物

をして、部屋に帰ってシャワーをする。これで大体、夜の8時半過ぎぐらいになる。


あとはローカルニュースをテレビで見ながら、今日の新聞を読んだりして、ゆっくりする。

そうこうしているうちに、夫が帰ってくる。(毎日かなりお疲れだ)


おしゃべりなんかしていると、あっというまに寝る時間。


明らかに運動不足なのは問題だけど、信じられないほど、実に気楽で極楽な生活だ。

あ~、人生がいつもこんなにシンプルだったら、どんなにいいだろう……。


窓のところでパソコンに向かっている。


外は熱帯。


空は青く、雲はのんびり、風はあたたかい。


資料やら何やら持って、ホテルの部屋(といっても、ベッドだけでぎゅうぎゅうに

詰まったビジネスホテル)の狭い机で、毎日ネットにつないでパソコンしてたら、

何だかすごく「仕事」っぽくて、勘違いしそうになる。


けれど、もちろん仕事で出張に来ているのは夫で、私は転がりこんできただけ。

ホテルが「一人」ではなく「一部屋」いくらでチャージするのを幸い、居候している。

夫は仕事始めで出勤したら、その日のうちにシンガポール出張が決まってしまった。


で、あれよあれよという間に出発し……


後から私が追いかけて、今に至る。


骨折をかばっていたせいか、体がガチガチにこわばって痛むので、あたたかい

気候が何よりだろうと思って、日本の冬から脱出してきた、はずなんだけど。

(実際、ストレッチとマッサージで日々リハビリ中)


ただでさえ活気のある面白い国なのに、こちらは、これからお正月(中国正月)を

迎えるので、今ちょうど街中が盛り上がって、華やいでいる。



エイリアン@地球的異文化マサツな日々-chingei2010


花やら赤いぼんぼり↑やらの飾りつけがいっぱい。(招き猫ならぬ招きトラもいた!)

正月用品や縁起物を売る特設の市が立ち、夜までにぎわっている。


パソコンに向かっていても、どうも、楽しそうな窓の外が気になって……


何だか、夏休みに宿題と格闘している子どもみたいな気分だ。


(これでも精一杯、真面目にやっているんだけど。

まあ、短くても夢のような、真冬の夏休みってところかな)


今日はクリスマス。夫からはお花をもらった。

私からはプレゼントと、一年の感謝をこめたクリスマスカード。



エイリアン@地球的異文化マサツな日々-christmas2009


ところで、クリスマス。


日本では「イブにパーティ」のイメージが強いけど、本来は家族で教会に行き、

25日は静かにすごす。もちろん、キリスト教徒だけのお祝いの日だ。


それはちょうど…日本でお正月を祝う感じに近い。

欧米では新年が、「徹夜で年越しパーティ」の時だから、まさに真逆のイメージ。


そしてもちろん、中国や韓国など、旧暦で新年を祝うところもあるし、イスラム歴

で(新年も祝うようだけど、断食月明けが一番盛大なイベントのようだ)祝うところ

もある。きっとこの他にも、一年に一度の盛大なお祝いはいくつもあるんだろう。


世界は広い。


いろいろな違いはあっても、お互いに共存していける世の中になってほしい…。


穏やかに、良いお年をお迎えください。

来年が、希望の持てる年になりますように。



ろっ骨の骨折は、「一ヶ月ぐらいで治る」と外科の先生に言われたのに、

かれこれ一ヶ月たった今も、まだ痛みが残っている。(なぜだ??)


特に雨が降って寒い日なんかが、骨にしみる…。


痛くて動けない日が続いたので、ついつい、ふとんにもぐってばかりの毎日だった。

痛みがましになってきても、気分が晴れなくてやっぱり、ふとんにもぐってばかり。


そろそろ再起動しなければ。


あまりに運動不足が続いたため、体力低下と体重増加が深刻な問題になってきてる。

(とはいえ、まだ水泳やエアロビクスをするのは無理そうだし、うう、どうしよう)