オリンピックの時も思ったけれど、今日の錦織さんフィーバーも凄かった。

日本人アスリートが世界一かも?!という時に限り、あれだけ勝て勝てと大騒ぎするマスコミって
どうなんだろうと思う。

あの食いつきっぷりには、あきれるというか、唖然というか。

本当の「応援」なら、下積みが長くてなかなか勝てず、それでも地味に努力を重ね続けるような
人こそ、大いに取り上げる価値があるんじゃないだろうか。

グランドスラムを全て制覇しても、車いすテニス部門の方は扱いがはるかに短いって、どうなんだ。
もうすぐ東京でパラリンピックをやるんじゃないの?
同じテニス大会なのに、障害者部門はこんなにも軽く見られている、ということ?

それにしても、錦織さん。アメリカで人生の長い時間を過ごしてきた方だと聞いているけれど
「トロフィーが取れなくて申し訳なかった」的な(英語だったし一語一句は覚えていない)
敗戦の弁を語られたのが、とても日本人的な感じがして、印象的だった。

勝ち負けももちろんだけれど、自分の最高の力を出し尽くせた結果ではなかったことが
ご本人にとっては、きっと何よりも悔しいことだったはず。
そこでの「申し訳ない」的な一言は、日本人の耳にはすんなりと聞こえるのだろうか。

私にはなぜかどうしても「何もそこで謝らなくてもよかったのでは?」と思えてしまった。

持っている最高の実力は出せなかったかもしれないけれど
間違いなく、「今日の自分自身にできる最高のプレー」をした結果、だったはずだから。