年末におせちを作り、年越しそばは夫が担当して、近所のお寺に除夜の鐘を
つきにいき…まずまずの三が日をすごした。
かも自分で作ろうとするとピリピリ
してくるので、面倒なものは
出来合いで調達している。
鯛が入るのは関西では普通
だけど、(にらみ鯛と呼ぶ)関東
では重箱には入れないらしい
ので、数年前までは調達する
のが大変だった。
そういえば、東京でおせちの
カタログを見たら一段丸ごと煮物だったので仰天したこともある。関西では
「煮しめ」は作らない。(煮詰めないので、煮物になる)し、おせちに大量に
入れたりもしない。かわりに、我が家のおせちには、ごぼう一本丸ごと使った、
「かなりピリ辛のきんぴら」とか、なべ用の束になった「細い糸こんの煮物」が
入っている(細い方が味がしみる)。おせちにするには風変わりだけど、
どちらも夫の好物なのだ。
ごぼうはもう一本、丸ごと「たたきごほう」に使われている(酢づけだ)。加えて
大根一本丸ごと使った「柿なます」、レンコンの酢の物(関西では「ハス」は花の
ことなので、食するのは必ず「レンコン」だ)、それに、今年はくわいが入っている。
くわいを黄色に染めるため、迷わず、カレー用のターメリックパウダーを使ったり
(ターメリックは黄ウコンで、たくあんの黄色などによく使われる植物染料。無味
でカレーの味はしない)、黒豆を三日がかりで煮るのに炊飯器を使ったりした
(炊飯器はゆっくり長く煮るには最適の電気鍋として、うちではカレーやおでんに
大活躍している)なんてところは、やっぱりちょっと型破りかも。
「薄口しょうゆ」がないと和食が黒っぽくなっておいしそうに思えないし、材料も
入れる料理も微妙に違うので、関西風のおせちを関東で作るのは、やりにくい。
ともかく、夫はおせちに大満足で、
お年玉をもらった→
シンガポールの中国風ご祝儀
袋、アンパオである。(紅包と
書く。中国語の共通語、普通話
の発音では「ホンバオ」だけど
シンガポールでは、なまっている)
最近、というか震災以来だと思うが、無事(事が無い)ってすごいことだと思う。
何事もなく日がすぎるのを、当たり前のように思っている人が多いようだけど…
何もないのが退屈だなんて、とんでもない。無事のありがたさって、貴重だ。

