南池袋にある喫茶店、ぶどうやさんに行ってきました
何度か前を通りがかったことがあり、気になっていましたが、こんなに素敵な喫茶店だっとは。
美術館のような気分でした。
お店の方に許可をとり、お写真撮らせて頂きました。
私が訪ねた前日にも、やはりこういうレトロ喫茶好きの男性が、写真を撮っていったとのこと。
40数年前の開店から、内装、インテリア等一切変えていないそうです。
贅沢な造りですべてが美しいですね。
ライトを支えるアイアン?のデザインも素敵です。
その下には店名にもなっている葡萄のモチーフが。
椅子の布地、ライト、カーテン、等々、とっても素敵で目がハートになりました^^
窓の外に見えていますが、葡萄のつたのデザインのアイアンが外にあって、それをデザインしてくれた方が何十年たった後に尋ねてくれて、「まだあるんだねえ」と涙を流して喜ばれていたというお話もしてくださいました。
お店のデザインは、サンシャインをデザインした人だったっけな?(お話を色々してくださったのですが
時間がたって記憶があいまいです^^;)
有名な人のデザインで、当時としても贅沢にお金をかけて作ったそうです。
(お店のデザインと、外のぶどうのつたのアイアンのデザインが同じかたかどうかは?です。)
また、ご主人がご存命だった頃は、もう一店舗お店があって、そちらはもっとゴージャスな内装だったそうです。残念ながら閉じてしまったとうですが、行って見たかったです。
カウンターの木も、てざわりよく、とても素敵です。
お店は、お母様と娘さんのお二人でやっていらっしゃって、昔の話をいろいろしてくださいました。
セブンイレブンがあったあたりは、牧場で牛が○頭いて~~~
このあたりは牧場とお屋敷だったそうです。
銀行が数店舗並んでいる通りだと思いますが、なんとか、というビルがある辺りは、昔立派なお屋敷で
○○が6人もいるような大きなお屋敷だったとおっしゃっていました。○○がなんだったか、またわすれてしまいました^^;
こういう、昔の話を聞けるのは、とっても貴重ですよね。また聞きたいです。
鏡に映る葡萄が素敵です。
この鏡のわくはなんと手作りで、パンの耳で作られたものだそうです。
お店をオープンして際に、お知り合いでこういうのを作る方がいらして、作って下さったのだそうです。
年月がたって、素敵な色に変わってますますいいですよね。なんて素晴らしいのでしょう。
メニューも当時のまま。
この鏡もパンの耳だそうです。
ランチは、ボリュームたっぷりです。
キーマカレーにしました。
お味噌汁の中には卵もいれてくれ、サラダとコーヒーがつきます。
昔はよく、工事の人なんかもランチにきたとおっしゃってたので、その方たちのお腹をいっぱいにしてきたのですね。
入口はこんな感じで、この入口の左側に、葡萄のつた模様のアイアンがあります。
ぜひまたぶどうやのママたちのお話を聞きに、行きたいです。
こういう素晴らしい喫茶店が今も改装せずに、残っていることに感謝です。
駅前などではないので、前の道を通らなかったらなかなか気が付かないと思いますが、
ぜひ、多くの方におすすめしたい素敵な喫茶店です。インスタにも素敵な写真がたくさんのっています。
(豊島区役所のわりと近くです。)