難関突破。 | ケーキデザイナーへの道

難関突破。

昨日の朝、7時からGastronomyのプレゼンテーションがありましたあせる

3人一組で、歴代の有名シェフについて15分、色んな規定に沿って背景、哲学、貢献などをプレゼンします。私たちの教授は・・・厳しいor好き嫌いが激しい"picky"な女教授として有名。。

嫌った生徒にはとことん厳しいのです。。

先輩に、ガストロの先生が誰だったか聞かれて彼女の名前を言うと、
「あぁ・・・頑張れ! 笑 好かれる様に前にちゃんとしたドレスコードで座った方がいいよ」
っていう反応ばかり。

CIAでは、座学の授業(キッチン以外)では、生徒はドレスコードに従ってビジネスカジュアルでいなきゃ行けません。アメリカの大学なのに、これはとっても厳しい事。
だから私は毎日スーツorシンプルなワンピースです。
確かに朝大変だけど、私はこれすごく良い事だと思っています。

こんな校則があるのにはいろいろ理由があって、
入学希望者や観光客が毎日ツアーバスで学校にやってきます。
学校内にレストランが5つあるのでそれ目当てで2時間かけてマンハッタンから来てくれる
人もいっぱい。予約取れるのが何ヶ月も先なんてレストランもあります。

つまり、来校者が見る「未来のシェフ」達がだらしない格好をしてたら、学校の品格も
下がるからです。

確かに、私がはじめてキャンパスツアーにきた時、どの生徒もきれいな格好をしてて、
学校の事について良く知ってて、すごく親切だったのはスゴく学校への好感度を上げてたと思います。

話がそれましたが、
昨日、私たちのプレゼンの回でした!

私たちが選んだのは、フランス料理の神様と呼ばれる
Fernand Pointとその妻のMado

早い順番の回を選んでしまったので準備期間は約2週間しかありませんでした。
しかも、「Creative」が教授の大好物だって聞いて、
そのシェフの料理をデモで調理してみんなにテイスティングとしてサーブしよう!


って言う企画をたてたのでそれはもうお金も時間も掛かりました。。

先週末の段階でやっと教授とのアポを取れて、ピーチを使ったデザートを作ろうと思います!
と説明したら、
 「それは旬の素材じゃないから、あなた達がプレゼンする彼らの哲学と矛盾してるわよ。旬の素材を作りなさい。」

とぴしゃり。。

時間がないのに厳しい・・・と思ったけど本当にごもっとも。。

さらに、そのシェフの哲学には毎朝スクラッチから始める=仕込みも何かも当日の朝にする
という完璧主義の思考があったのでそれにも従わなければならなくなりました。。

それから必死に旬で、ローカルの素材を使っている彼のレシピ、「ホウレンソウとマッシュルームのグラタン」を図書館の古書から見つけ出して週末はマンハッタンでファーマーズマーケットを探し、
新鮮且つローカルな旬のホウレンソウを買ってきました。

しかし週末教授と連絡が取れなくなり当日の朝まで音沙汰なし・・・・・・!!!!

前夜も配布用のプリントを作ったり、練習をしたりでベッドに入ったのは2時半。
でもせっかく準備したデモ計画なので、出来るか出来ないか一か八で朝5時から学校の食堂で教授を待ち伏せして授業の40分前にようやくアポ取りに成功!
授業前の30分で教室のデモキッチンで調理をして、なんとかプレゼンに間に合いました。

プレゼンの中身と言えば・・・全員大成功!!!!

私は内容全暗記で挑みました。。メモを見ると逆に読んでしまいそうで=「最悪のプレゼンになる」のが怖かったので。どうにか頭が真っ白になる事もなく成功ラブラブ

もう2人のチームメイトは天才的に頭良いのでもちろん完璧でした。

そしたら、予想外に教授がベタ褒め!!!!!!!はあと

歴代見て来たこのシェフのプレゼンの中で総括的にみて一番良かったからお手本として全部資料をキープさせてね!とまで言ってくれました感動

本当に良かった。。。
そんな感じで、長い長い一日は、今日の数学のテストの勉強の為、またAM二時に幕を下ろしました。。

何だか今はもう、眠気と疲れを通りこして良くわからないのでブログなんか書いてます。
お腹も空かないし、何か全てが変!笑

あと2日頑張ればまた週末なのでがんばりま~すドキドキ