「もし暦の神々が単なる記号ではなく、個性を持った存在だとしたら?」
この「神話」プロジェクトは、私が歴史小説の執筆中にふと手掛けた十二神の再解釈です。最初のラフスケッチはアメリカンコミック調で描きました(笑)が、現在の第二稿では「東洋の神髄を西洋の美学で包む」という融合スタイルに進化。今回は完成した5神のPVを公開します——天門を蹴って去る白衣の少年と、彼を呼び止めるシルエットのカットから幕が上がります…。完成版PVは十二神全員のデザインと登場アニメーション仕上げ後、Blenderのリキッドメタル効果で流動的なタイトルを追加して公開予定です。
■今回登場する五神:
朱雀(すざく): 伝承では争いの象徴だが、同時に不死鳥としての生命力を持つ東洋のフェニックス
天刑(てんけい): 伝説の厳つい裁判官を、私は「純真な心を持つ厳格な少年」として描いた
明堂(めいどう): 古代の礼法を司る宮殿そのものなので、三重の官服をまとわせました
玄武(げんぶ): 甲羅の鎧を着た水の支配者。悪評もあるが、四神の一角としての威厳を重視
金匱(きんき): 天界の会計係。官服に渋い金色を使い「誰もが愛する財神の親戚」感を演出
彼らはまるで人間界を映す「神々の官僚機構」のようです。






