ほらさっきまで繋いでたのに、もうなくなった。
探す度何かを落として、
見つける度何かをなくす。

置いてきたのは思い出とか温もりとか
きっと大切なものでしょう?
後ろでかき集めてたきみが、
笑っていたのはいつの記憶?

忘れる度、こぼれ落ちる 忘れる旅、さよなら
見つける度、溢れ出す 見つける旅、なくした

積み上げられた欠片を崩すのはいつも僕

輝きながらはじけて消える、心地いい音と温もりが
愛しくて苦しい。

白い腕が、抱きしめてくれる気がした
長い指が包んでくれる気がした

僕は汚い青と赤をこぼしては塗り替える。
白はいつの間にか黒に代わっていた。

完成しない積み木のお城
欠片は残らず青に沈めよう。

僕の中のいらない感情
赤と一緒に瓶に詰めよう。

また朝が来て元通り。
繋いだ手は離れるそのときまで
白色に染めておこうと思いました。