棕櫚竹さんと海の会話が始まります
海が何を考えているのか
興味津々です


以下、
棕櫚竹さんはピンク
海はブルー
そらくん、小鉄くん、ルイくんはグリーン
で記載します



棕櫚竹さん:
じゃあ、ママの質問に答えてね。
まずは、「海くんはお兄ちゃんお姉ちゃんに飛びかかったり、イタズラをしたりいつもママに「こら!」と怒られるようようなことをするのはなぜですか?」
ですって。
お兄ちゃん、お姉ちゃんに飛び掛かったりしちゃうの?


海:
うん。遊んでもらおうとしているだけだよ。


棕櫚竹さん:そうなの?たぶんね、お兄ちゃんやお姉ちゃん、嫌がってない?
だから、ママ怒るんじゃないかな?
他の子が嫌がるようなことしてない?


海:
え~、でも、僕、遊びたいの~!


棕櫚竹さん、:
うん。でも、無理やりだと楽しくないでしょう?


海:
うん…。


棕櫚竹さん、:
だからね、突然飛び掛かったりしないで、遊ぼうって言ってごらん。
それでも乗ってこなかったらあきらめよう?
他の子誘ってみたらどうかな?


海:
うん…。でも、お兄ちゃんたちあんまり遊んでくれないの。


棕櫚竹さん:
そうね。
お兄ちゃんたちはもうあんまり遊びたくないのかもね。


海:
つまんないよ。


棕櫚竹さん:
そうね。海くんはもっと遊びたいんだもんね。


海:
うん。


棕櫚竹さん:
じゃあ、ママがいる時はママと遊んだら?


海:
うん…。でもママもあんまり遊んでくれないの。


棕櫚竹さん:
そっか。ママも忙しいんだね。
じゃあ、陽菜ちゃんは?


海:
陽菜は駄目だよ。
ぜんぜん相手にしてくれないの。


棕櫚竹さん:
そっか。海くんはもっと遊びたいのにね。
じゃあ、一人で遊んだりしないの?


海:
するけど、すぐに飽きちゃうんだ。
誰か相手がいた方が楽しいんだもん。


棕櫚竹さん:
そうねえ。誰かと遊んだほうが楽しいよね~。
でも、やっぱり無理強いは良くないよね。
ママにもう少し遊べないか伝えてみようね。
あとね。
イタズラもしちゃうの?


海:
なんだろう?
でも、僕は遊んでいるだけなのになぜか時々怒られることあるんだ。
どうしてかな?


棕櫚竹さん:
うん。多分、海くんが遊びだと思ってても、ママや他の子にとっては遊びじゃない、止めて欲しい事だったりするのよ。
だから、ママがもし、「やめて」って言ったらやめるように出来ないかな?


海:
え~!?


棕櫚竹さん:
だってね。
もしかしたら、海くん自身が怪我をするような危険なことかもしれないよ。
もしかしたら、お兄ちゃんやお姉ちゃんが傷つくことかもしれない。
もしかしたら、ママが悲しくなっちゃうことかもしれないよ。
ママも本当は海くんに自由に遊んで欲しいって思ってるはず。
でも、それは今言ったようなことがなければ、だと思うの。

海くんは誰かを傷つけたい?誰かを悲しませたい?痛い事があるかもしれないけどいい?

海:
それは…嫌だ!
ママが悲しむの嫌だ!


棕櫚竹さん:
でしょう?
だから、ママが「やめて」って言ったら、一旦止めてみよう。
そして、どうして「やめて」って言ってるのか、ママのお話を聞いてみてね。
そうすれば、きっと理由が分かると思う。
そうしたら、次からは自分で気を付けることが出来るよね。
そうしたら、きっとママ、海くんの事、もっともっと大好きになると思うよ。
海くん、お利口さんだから出来るよね?


海:
えへへ…そうかな?うん!僕頑張ってみる!



海はとにかく遊びたいことがわかったよ
遊びたい気持ちがいっぱいで
周りがが見えなくなっていたのね
陽菜とよく追いかけっこやプロレスを
していたので
ママは満足していると思っていたの
あまり遊んであげられなくてごめんね




棕櫚竹さん:
うん!頑張ってみよう!
じゃあ、次の質問ね。
「ママに甘えるのは寝室や廊下が多いけど、先住さんに遠慮しているのですか?でも頭を撫でられることは嫌いかな?」ですって。
どうかな?
お兄ちゃんたちに遠慮してるの?


海:
遠慮と言うか…、あんまり見られたくないんだ。

棕櫚竹さん:
どうして?


海:
だって恥ずかしいんだもん。
僕が甘えん坊だって思われたくないの。


棕櫚竹さん:
そう。でも、本当は甘えたいのかな?


海:
うん。そりゃあね…。


棕櫚竹さん:
でも、恥ずかしいのか…。
なら、仕方ないよね。
じゃあ、お兄ちゃんやお姉ちゃんがいない時やいない場所で甘えようか?


海:
うん。そうだね!


棕櫚竹さん:
あと、頭を撫でられるのは嫌い?


海:
うん。手が上からくるとびくってなっちゃうんだもん。


棕櫚竹さん:
そうね。猫さんは上から手が来るのは怖い子が多いのよね。
でも、慣れたら平気になると思うよ。
ママやパパが海くんにひどい事するわけないでしょう?


海:
うん。それはないと思うけど。


棕櫚竹さん:
じゃあ、少しだけ我慢してみよう。
頭も撫でられるときっと気持ちいいと思うよ。
うちのコテルイもちょっとビクッてなるんだけど、頭を撫でさせてくれるのよ。
たまに避けられるけど…(;´∀`)
ね。小鉄、ルイ?


(部屋にあるおもちゃをいじってた小鉄とルイ。ちょっとびっくりしながら振り返って)

小鉄くん:
うん!別に嫌じゃないよ!

ルイくん:
僕はちょっと怖いけど。
でも、撫でられるのはすごく気持ちいいの。


棕櫚竹さん:
ね。海くんも撫でられたら気持ちいいかもしれないよ。
それに、頭をなでるのは「あなたの事が大好きよ」って意味なの。
だから、撫でさせてくれるとママ、凄く嬉しいと思うの。
どうかな?

海:
うん…。すぐには無理かも…。だけど、頑張ってみようかな…。


棕櫚竹さん:
うん。じゃあ、ママにはそっと撫でるように、なるべく怖がらせないように撫でるように言っておくね。
もちろん、それでもだめなら仕方がないと思う。
でもきっと徐々に慣れると思うから。
頑張ってみてね。

海:
うん。やってみる!



甘える姿を見られるのが恥ずかしいのか
海なりのプライドがあるのね
わかった、海
みんながいない所で仲良くしようね

撫でるときにも上から手を出さないように
気をつけるよ
パパにも言っておくよ
もしどうしても嫌なら無理にしないから
大丈夫だよ
海のこと嫌いになったりしないから











長くなってしまったので
また続きは次回に
良かったらお付き合いください