観光地というとどこの話しだろうと
おもうが、
私は観光地の中に住んでいる。

京都である。
普通に生活をする場である。が、

観光地であることと外国人に人気が
あるのか、小さなお寺や神社にも
外国人観光客を見ることがある。

稲荷大社の近くで、ソフトクリームの
オブジェがある店に入って
ソフトクリームを注文した。
並んでいたので列の後ろに
つくと
前にいた、外国人男性が
どうぞといって、
自分は店の外に出た。

こんなとき、島国根性が
働くのか、ありがとうといったら
いいのか、サンキューと
いったらいいのか、一瞬迷う。

よくよく、考えてみると
ここは日本なのだから
ありがとうでいいに決まっている。

一国一民族にほぼ近い
状況の中を数十年生きてきて
いまになり
ひしひしと、外国人が
身近に増えてきていることを
感じる。

観光客であれ
留学生であれ
就職であれ
さまざまな外国人がやってくる。
この空気の変化に
自然になれていくには・・・

おくすることなく
日本語で、話すしかないと
思った。

いつも、大事なのは
コミュニケーションを
取ろうとする気持ちである。