葬式

11月30日に義母がなくなりました。
この世で母と呼べる人が
一人もいなくなりました。
これは、わたしにとっては
大変寂しいことです。

病気と長年戦ったわけでは
なく、突然の死でした。

では・・・

その魂はどこへ？

しばらくは、この世にいて
様子を見て
あの世に帰って行くそうです。

肺炎で呼吸が荒くなり
酸素も取れなくなっていく
辛い中、息をしているということを
確認しては安心していました。

それも

数時間のことで

死は確実にやってきました。

人が老いていく
病気になって苦しむ

これは、避けたいと思うことですが

この苦しみが亡くなることを
実現できないものでしょうか。

死は安らかにやってきてほしいと
願います。

しかし
義母の死に顔は穏やかで
びっくりするほど
色が白く
びっくりするほど
しわがなく

微笑みを浮かべて
いるようでした。

何人もの弔問客が

驚き
喜んでくれました。

安心して
満足して

あの世に去って行かれましたね、

と・・・。



激動の昭和を生き抜いた
頑張りやの義母の面影を
日々思い出しては
私も頑張らなくてはと
おもいます。

この世で母と呼べる人が
いなくなったのは
心細く寂しいことです。

母とは

永遠に子供たちにとって

落ち着ける
希望を得られる場所
であると

思います。