四つ葉のクローバー3
家に帰るとジョンが来ていた。
エイミーが体調を崩して
すみれに会いたいといって
いるという。
すみれはエイミーに会いに
行くことにした。
そこへ栄輔がやってきた。
おしめの生地をもって
きたのだった。
すみれはその生地をもって
再度明美に会いに行った。
「外国で使うおしめの生地で
間違いないですか」と
聞いた。
そして、明美へのお礼として
布を渡した。
明美にこの間
言われたことをわびた。
自分は世間知らずで無知で
知らない間に傷つけて
しまったという。
「私はあのころとは違って
何でもしないと生きて
いけれない」。
そういうと明美はおしめを
必要としている人は
いるのかと聞く。
作り方を教えるという。
すみれは家で大なべに湯を沸かして
生地の煮沸消毒をした。
そして、そこからおしめを
ぬった。
エイミーさんのために
赤ちゃんのために・・・
エイミーの家に持っていくと
大変喜んでくれた。
しかし、急に産気づき
病院へいった。
こうして、エイミーさんに赤ちゃん
がうまれた。
またまた、明美に頼み込み
彼女を連れて
エイミーのもとを
おとずれた。
明美はおしめの当て方を
指導した。
エイミーは喜んでくれた。
エイミーはすみれに「赤ちゃん
に一生の記念に
なるものを作って欲しい」と
いった。
「ドレスがいい」という。
「いつかこの子が母になって
娘を産んでもそのこが
着られるようなドレスを
作って欲しい・・」
すみれは、「やらせてほしい」と
いった。
すみれは
家に帰って出してきたのは
母の形見のウエディングドレス
だった。
「お母様・・ええ?」
そう呟いて写真を見た。
母は
「すみれ・・
ええよ」
といったようだった。
そして、良子と一緒に
君枝の家へ行った。
エイミーの話をした。
赤ちゃんが大人になってそのこにも
着せられるような
またそのこが親になって
子供に着せられる
ような・・・
ドレスを作るといった。
そして、母の形見のウエディング
ドレスで作るといった。
ふたりとも、声を呑み込んだ。
「エイミーさんが娘に残したい
思いは、このドレスを残してくれた
お母様と同じ思いだと思う。
この焼け残ったドレスで
あの赤ちゃんの宝物を
作れると思ったら
遠く離れた外国で
何十年も大事にされるのよ・・」
すみれは涙が出た。
「これだけは二人に
協力してもらえたらと
思っているのだけど・・・」
そういうと
君枝も
良子も
賛成した。
すみれは、
うれしくて
「ありがとう」と
いった。
すみれ・・・
よかったね・・・
*****************
ウエディングドレスに鋏を
いれるとは・・・
思い切ったすみれです。
それほど、べっぴんさんに
憧れているのですね。
赤ん坊の晴れ着ですか。
お宮参りの時に
着せますよね。
日本ではそうです。
そして、その家に、父の
お宮参りの時
とか
母の時のとか・・・
伝わっている着物があり
ますが、
外国にもあるのでしょう。
そう思うと
気持ちというのは伝わると
思いました。
なかなか気持ちが伝わらない
ことに
悩む日々ですが
伝え方を知らないだけなの
かもしれません。
家に帰るとジョンが来ていた。
エイミーが体調を崩して
すみれに会いたいといって
いるという。
すみれはエイミーに会いに
行くことにした。
そこへ栄輔がやってきた。
おしめの生地をもって
きたのだった。
すみれはその生地をもって
再度明美に会いに行った。
「外国で使うおしめの生地で
間違いないですか」と
聞いた。
そして、明美へのお礼として
布を渡した。
明美にこの間
言われたことをわびた。
自分は世間知らずで無知で
知らない間に傷つけて
しまったという。
「私はあのころとは違って
何でもしないと生きて
いけれない」。
そういうと明美はおしめを
必要としている人は
いるのかと聞く。
作り方を教えるという。
すみれは家で大なべに湯を沸かして
生地の煮沸消毒をした。
そして、そこからおしめを
ぬった。
エイミーさんのために
赤ちゃんのために・・・
エイミーの家に持っていくと
大変喜んでくれた。
しかし、急に産気づき
病院へいった。
こうして、エイミーさんに赤ちゃん
がうまれた。
またまた、明美に頼み込み
彼女を連れて
エイミーのもとを
おとずれた。
明美はおしめの当て方を
指導した。
エイミーは喜んでくれた。
エイミーはすみれに「赤ちゃん
に一生の記念に
なるものを作って欲しい」と
いった。
「ドレスがいい」という。
「いつかこの子が母になって
娘を産んでもそのこが
着られるようなドレスを
作って欲しい・・」
すみれは、「やらせてほしい」と
いった。
すみれは
家に帰って出してきたのは
母の形見のウエディングドレス
だった。
「お母様・・ええ?」
そう呟いて写真を見た。
母は
「すみれ・・
ええよ」
といったようだった。
そして、良子と一緒に
君枝の家へ行った。
エイミーの話をした。
赤ちゃんが大人になってそのこにも
着せられるような
またそのこが親になって
子供に着せられる
ような・・・
ドレスを作るといった。
そして、母の形見のウエディング
ドレスで作るといった。
ふたりとも、声を呑み込んだ。
「エイミーさんが娘に残したい
思いは、このドレスを残してくれた
お母様と同じ思いだと思う。
この焼け残ったドレスで
あの赤ちゃんの宝物を
作れると思ったら
遠く離れた外国で
何十年も大事にされるのよ・・」
すみれは涙が出た。
「これだけは二人に
協力してもらえたらと
思っているのだけど・・・」
そういうと
君枝も
良子も
賛成した。
すみれは、
うれしくて
「ありがとう」と
いった。
すみれ・・・
よかったね・・・
*****************
ウエディングドレスに鋏を
いれるとは・・・
思い切ったすみれです。
それほど、べっぴんさんに
憧れているのですね。
赤ん坊の晴れ着ですか。
お宮参りの時に
着せますよね。
日本ではそうです。
そして、その家に、父の
お宮参りの時
とか
母の時のとか・・・
伝わっている着物があり
ますが、
外国にもあるのでしょう。
そう思うと
気持ちというのは伝わると
思いました。
なかなか気持ちが伝わらない
ことに
悩む日々ですが
伝え方を知らないだけなの
かもしれません。
