常子、仕事と家庭の両立に悩む2
誰からの嫌がらせなのか。
印刷所に原稿の差し替えること
になったため
先に出した原稿と写真を
処分してほしいとの連絡があった。
新しい原稿と写真は
まだですか?との問い合わせ
である。
常子は、驚いた。
そんな指示は出していない。
誰がそんなこと言ったのか
わからない。
常子は原稿もう一度書き直し
写真を選びなおして
印刷所へと持って行った。
なんとか発行日には間に合う
ということになったが。
そのため、星野と子供たちと一緒
に動物園に行くという
楽しみが奪われた。
会社でほっとする常子のところ
へ星野が子供たちと一緒に
やってきた。
常子は動物園へいくことを
キャンセルしたことを
わびた。
青葉は「わがまま言ってごめんな
さい」と謝った。
大樹は、差し入れだと言って
おにぎりが入った弁当箱を
差し出した。
常子はうれしそうに受け取った。
花山が現れて、「お客さんか」と聞く。
「昔の友達です」と常子は
答えた。
花山は青葉の前髪ぱっつんと
大樹の丸い眼鏡をゆびで面白く
表現して子供たちを笑わせて
去って行った。
怖いけど面白いと
子供たちは言った。
星野たちが帰った後
花山は常子にいった。
「彼と交際しているのか」と聞く。
常子はつまりながらも
「いいえ」といったが
「常子さんは不器用だからな」と
いう。
雑誌を始めたころ
自分の人生をかけて作るといった
が、もうそれだけの仕事はしている
と花山は自分の考えをいった。
常子は十分に作ろうと思っていた
雑誌を作っている。だから
あの時の誓いに縛られることは
ないのではないかという。
やがて、電気ガマの商品試験が
のった『あなたの暮らし』が発行
された。
これも大好評であった。
大東京新聞社では
国実がその雑誌を読んでいた。
他の記者たちが
『あなたの暮らし』の話をしている。
45万部売れたらしい。
巷ではこれを参考にして電気ガマを
買っているらしい。
アカバネは粗悪品だと
かかれている。
などといっている。
常子と星野たちは
星野の家で昔星野がかいた
植物の絵をみながら、
子供たちと
話をする。
「すてきな絵だ」と
子供たちが言う。
「お父さんまた書いて」と
いう。
星野は「みんなで絵をかきに
行こうか」といった。
夜になって子供たちを寝かしつけた
常子だった。
縁側に星野が座っている。
そして、空を見上げて
「月がきれいだな・・・」という。
そういえば、昔
酔っぱらって
常子さん
月がきれいですねと
いったことがあったと
星野がいう。
それを鞠子が愛の告白だと
いった。
「いまも、あの時と同じ
気持ちです」という。
二人はそっとキスをした。
そのころアカバネの社長の赤羽根は
電気ガマの記事を見て激怒していた。
特にアカバネの製品はふたや
つまみが熱くなるので注意が必要だと
かいている。
村山にやり方がなまぬるすぎるのではと
いう。
マスコミまで『あなたの暮らし』をとり
あげて絶賛している。
「こうなったら、そのマスコミを使って
つぶしてやる・・・
ここまで大きくした会社を
つぶされてたまるものか・・」
と赤羽根はつぶやいた。
*******************
商品試験が大掛かりになれば
なるほど、世間の賛否はわかれます。
しかし、こういう雑誌は
必要だったのですね。
消費者に物を買う時に
参考になるような情報が
必要だったと思います。
時代の寵児ともてはや
されて・・・と
誰かがいいましたが
偶然に商品試験を思いついた
わけではないのです。
常子の中にあった
豊かな暮らしへのメッセージの
真剣な取り組みが
商品試験を生み出したわけです。
動物園いきがキャンセルに
なったにもかかわらず
青葉は、わがままいって
ごめんなさいという。
なんだか、本当の娘だった
ら・・・と思うけど
そのあたりが中途半端なので
がまんさせていいものか
どうなのか、わからない。
そして、彼らは本当に
母親が必要なのか
それは、いつもそばにいて
くれる人であるものなのか。
常子が母親であれば
いつもそばにいないわけですよね。
急にこんなことで
子供たちにさみしい思いや
残念な思い
悲しい思いをさせる
事があるのですよね・・・。
それって・・
どうなのでしょうか?
久々に出てきた
「月がきれいですね。」
というプロポーズの言葉。
懐かしいです。
胸キュンです。
誰からの嫌がらせなのか。
印刷所に原稿の差し替えること
になったため
先に出した原稿と写真を
処分してほしいとの連絡があった。
新しい原稿と写真は
まだですか?との問い合わせ
である。
常子は、驚いた。
そんな指示は出していない。
誰がそんなこと言ったのか
わからない。
常子は原稿もう一度書き直し
写真を選びなおして
印刷所へと持って行った。
なんとか発行日には間に合う
ということになったが。
そのため、星野と子供たちと一緒
に動物園に行くという
楽しみが奪われた。
会社でほっとする常子のところ
へ星野が子供たちと一緒に
やってきた。
常子は動物園へいくことを
キャンセルしたことを
わびた。
青葉は「わがまま言ってごめんな
さい」と謝った。
大樹は、差し入れだと言って
おにぎりが入った弁当箱を
差し出した。
常子はうれしそうに受け取った。
花山が現れて、「お客さんか」と聞く。
「昔の友達です」と常子は
答えた。
花山は青葉の前髪ぱっつんと
大樹の丸い眼鏡をゆびで面白く
表現して子供たちを笑わせて
去って行った。
怖いけど面白いと
子供たちは言った。
星野たちが帰った後
花山は常子にいった。
「彼と交際しているのか」と聞く。
常子はつまりながらも
「いいえ」といったが
「常子さんは不器用だからな」と
いう。
雑誌を始めたころ
自分の人生をかけて作るといった
が、もうそれだけの仕事はしている
と花山は自分の考えをいった。
常子は十分に作ろうと思っていた
雑誌を作っている。だから
あの時の誓いに縛られることは
ないのではないかという。
やがて、電気ガマの商品試験が
のった『あなたの暮らし』が発行
された。
これも大好評であった。
大東京新聞社では
国実がその雑誌を読んでいた。
他の記者たちが
『あなたの暮らし』の話をしている。
45万部売れたらしい。
巷ではこれを参考にして電気ガマを
買っているらしい。
アカバネは粗悪品だと
かかれている。
などといっている。
常子と星野たちは
星野の家で昔星野がかいた
植物の絵をみながら、
子供たちと
話をする。
「すてきな絵だ」と
子供たちが言う。
「お父さんまた書いて」と
いう。
星野は「みんなで絵をかきに
行こうか」といった。
夜になって子供たちを寝かしつけた
常子だった。
縁側に星野が座っている。
そして、空を見上げて
「月がきれいだな・・・」という。
そういえば、昔
酔っぱらって
常子さん
月がきれいですねと
いったことがあったと
星野がいう。
それを鞠子が愛の告白だと
いった。
「いまも、あの時と同じ
気持ちです」という。
二人はそっとキスをした。
そのころアカバネの社長の赤羽根は
電気ガマの記事を見て激怒していた。
特にアカバネの製品はふたや
つまみが熱くなるので注意が必要だと
かいている。
村山にやり方がなまぬるすぎるのではと
いう。
マスコミまで『あなたの暮らし』をとり
あげて絶賛している。
「こうなったら、そのマスコミを使って
つぶしてやる・・・
ここまで大きくした会社を
つぶされてたまるものか・・」
と赤羽根はつぶやいた。
*******************
商品試験が大掛かりになれば
なるほど、世間の賛否はわかれます。
しかし、こういう雑誌は
必要だったのですね。
消費者に物を買う時に
参考になるような情報が
必要だったと思います。
時代の寵児ともてはや
されて・・・と
誰かがいいましたが
偶然に商品試験を思いついた
わけではないのです。
常子の中にあった
豊かな暮らしへのメッセージの
真剣な取り組みが
商品試験を生み出したわけです。
動物園いきがキャンセルに
なったにもかかわらず
青葉は、わがままいって
ごめんなさいという。
なんだか、本当の娘だった
ら・・・と思うけど
そのあたりが中途半端なので
がまんさせていいものか
どうなのか、わからない。
そして、彼らは本当に
母親が必要なのか
それは、いつもそばにいて
くれる人であるものなのか。
常子が母親であれば
いつもそばにいないわけですよね。
急にこんなことで
子供たちにさみしい思いや
残念な思い
悲しい思いをさせる
事があるのですよね・・・。
それって・・
どうなのでしょうか?
久々に出てきた
「月がきれいですね。」
というプロポーズの言葉。
懐かしいです。
胸キュンです。
