常子、出版社を起こす4
常子は甲東出版を退職した。
その話を聞いて家族は驚いた。
鉄郎はひとに使われているうちは
金持ちになれないからなという。
そして、新しい仕事に鉄郎は
資金援助をするといった。
新しい仕事を美子にも鞠子にも
手伝ってほしいと常子は言う。
君子は応援するわと賛成した。
常子は喜んだ。
女性を応援する本として
戦時中おしゃれができなかった
ので、装いの本を作ろうと
きめた。
服のデザインは美子、
文章は鞠子
編集会議でページ数をきめて
いくつのパターンを作るか
話し合った。
常子は鉄郎に紙を手に入れてほしいと
いった。
鉄郎は三人を連れて闇市へ
いった。
そして、なじみの店主に
紙を800枚手に入れてほしいと
交渉した。
ここで常子たちは
露店組合の水田とであう。
気が弱そうで
まじめそうな水田
だった。
鉄郎が払ったお金が
五円少なかったらしく
声をかけるが、何をいっているのか
聞き取れない。
鞠子は鉄郎にあの人が何か言っていると
いって、鉄郎をよびとめた。
水田は鞠子にお礼を言った。
雑誌のタイトルは
スタアの装いとなった。
しかも、小橋常子の
イニシャルを取って
KT出版となった。
いつかの歯磨きを思い出す。
あのときもKTだった。
外国人の装いをスケッチする
美子。そのために常子は
美子が書き上げる間、彼らと
かたことで話をした。
注文した紙が店にきた。
仙花紙である。
500円といった。
高いと常子たちが言うが
業者は負けないといった。
そこへ水田がやってきて
その紙だったらあまりに安いので
普通の店でももっと安く売って
いますという。
闇業者はあわてて安くして
こうして紙が手に入った。
********************
楽しそうですね。
美子が外国人の装いをスケッチ
して、それがデザイン画として
本に乗ります。
その絵を紹介する文章は
鞠子がかきます。
こうして姉妹力を合わせて
お金を稼ぐことに
がんばります。
うらやましいです。
常子は甲東出版を退職した。
その話を聞いて家族は驚いた。
鉄郎はひとに使われているうちは
金持ちになれないからなという。
そして、新しい仕事に鉄郎は
資金援助をするといった。
新しい仕事を美子にも鞠子にも
手伝ってほしいと常子は言う。
君子は応援するわと賛成した。
常子は喜んだ。
女性を応援する本として
戦時中おしゃれができなかった
ので、装いの本を作ろうと
きめた。
服のデザインは美子、
文章は鞠子
編集会議でページ数をきめて
いくつのパターンを作るか
話し合った。
常子は鉄郎に紙を手に入れてほしいと
いった。
鉄郎は三人を連れて闇市へ
いった。
そして、なじみの店主に
紙を800枚手に入れてほしいと
交渉した。
ここで常子たちは
露店組合の水田とであう。
気が弱そうで
まじめそうな水田
だった。
鉄郎が払ったお金が
五円少なかったらしく
声をかけるが、何をいっているのか
聞き取れない。
鞠子は鉄郎にあの人が何か言っていると
いって、鉄郎をよびとめた。
水田は鞠子にお礼を言った。
雑誌のタイトルは
スタアの装いとなった。
しかも、小橋常子の
イニシャルを取って
KT出版となった。
いつかの歯磨きを思い出す。
あのときもKTだった。
外国人の装いをスケッチする
美子。そのために常子は
美子が書き上げる間、彼らと
かたことで話をした。
注文した紙が店にきた。
仙花紙である。
500円といった。
高いと常子たちが言うが
業者は負けないといった。
そこへ水田がやってきて
その紙だったらあまりに安いので
普通の店でももっと安く売って
いますという。
闇業者はあわてて安くして
こうして紙が手に入った。
********************
楽しそうですね。
美子が外国人の装いをスケッチ
して、それがデザイン画として
本に乗ります。
その絵を紹介する文章は
鞠子がかきます。
こうして姉妹力を合わせて
お金を稼ぐことに
がんばります。
うらやましいです。
