女たちのジレンマムース6
母親とパティシエの両立を
決意してコンクールに挑む希。
しかし、子供たちが楽しみにして
いる相撲大会が雨で延期となった。
それが希のコンクールと
一緒になった。
圭太は希の分まで応援すると
いう。
歩実と匠は
希にコンクール頑張ってという。
希に世界一になって欲しいというのだ。
希は残念な気もしながら
コンクールに参加することにした。
が、
その日の朝、歩実が泣いているのを
みた。
希が来ないので泣いている。
ふみは「頭でわかっていても
気持ちは違うからね」という。
希は店の厨房でケーキを作った。
飾りつけだけを残して。
一方、歩実は機嫌が悪い。
藍子が慰めても・・・だめだった。
「あとは会場で仕上げですね」と
沙耶がいう。
「母親とパティシエの両立が
伝わるといいですね・・・」
希ははっとして、歩実の描いた絵を見た。
「しっぱいおっぱい世界一!!!」
子供たちの声が聞こえる。
「これで・・
両立できているのかいね???」
つぶやく希。
「シェフ?」
沙耶が声をかける。
深刻な顔で考える希。
「ごめんね、沙耶さん
ごめんね」
希はそういって店を飛び出した。
作り上げた
ケーキを残して。
沙耶は驚いた。
希は子供たちの相撲大会の
観戦に行った。
歩実は優勝した。
「見て見て」と
メダルを得意そうに見せる。
一年生なのに
低学年で優勝した。
希は、「見てたよ、すごかったね」
と嬉しそうにほめた。
「うち、お相撲さんになる」と
歩実がいう。
希を心配する
圭太に藍子は言った。
「希が自分で決めたんさけ・・」と
ふみもニコニコしていた。
店の飾りつけを手伝う圭太。
「残念だった」と圭太は言う。
希は「子供たちが喜んだから
それでいい」といった。
「もしコンクールに出ていたら
どうなっていたのだろうか」と
圭太はいった。
もし・・・
「どうやろね???」
圭太は慰めるように
希に寄り添った。
「あの・・・」と沙耶が入って来た
ので、希はびっくりした。
「あの、御取込み中でしたか。」
希は今日のことを謝った。
「ケーキも片づけてくれたんね」と
いうと
実は沙耶はあのケーキをもって
コンクールに出たという。
「あんなおいしいケーキを出さない
ことはない」と思って出したらしい。
飾りつけは会場でするが
それは沙耶がやった。
希のふりをしてやったので
ばれてしまい。
失格となった。
しかし
点数は一番
高かった・・・
つまり
優勝したのだった。
希と圭太は
喜んだ。
昆布とチョコの組み合わせが
好評だったらしい。
圭太は希を抱きしめた。
「優勝やぞ!!!」
その夜、桶作家では
うみねこ座が
あつまってマキへ
東京応援歌を披露した。
マキはびっくりした。
「独りぼっちのままで
泣く夜が続いても
本当の私へ・・・
風が強く冷たいほど
教えてくれる・・・」
マキはいままでのことが
思い出されてしまった。
ここに来たきっかけも
理由も明らかにしない
マキにこれほど
みんなが応援してくれる。
「マキちゃん、大丈夫やさけ」と
一子が言う。
そこに高志からみのりに携帯が
はいった。
動画サイトで希のコンクールの時
最後に希は勝を歌った
動画が東京で好評だと
いう。
マキが中心でソロを歌っている。
「マキちゃんより先に
歌が東京へ行ったね」と
一子が言う。
「男と東京、両方手に入ってしもたわ」
とマキがいった。
結婚することになったのだ。
みんな喜んだ。
「希ちゃん・・
ねぇと思えば
ねぇのかもわかんねな
両方、無理なことなんて・・・」
「え?」とはるは驚く。
なに、この方言?????
つまりマキは実は
青森の出身だと
この時点でわかった。
そして、「津軽海峡冬景色」を
歌った。
みんな喝采した。
一子は希に
「東京でもなく
能登でもない
本当のマキちゃんに戻った
ね」といった。
藍子は写真の徹に話しかける。
「徹さん、希のケーキが
一番だったんだって・・・
すごいね・・・」
その
徹は
相変わらず
どこだかわからない
食堂にいた。
そして、スマホで
あの、
動画サイトを見ていた。
マキちゃんと
うみねこ座の最後に希は勝
である。
さて、希の店では
歩実の優勝祝いを
あのケーキでやった。
親子四人である。
器は圭太の輪島塗である。
子供たちは「失敗おっぱい
世界一」と何度も歌った。
「このケーキは二つの人生という
名前やね。
パティシエとお母さん、両方
頑張ろうと思って作った」と
話をした。
「二人のおかげでできたケーキだよ。
ありがとう
食べて見て」
「いただきまぁす」
子供たちは
嬉しそうに食べた・・・
「おいしい~~~~」
そこへ
一人の男がやってくる。
―驚く圭太。
店の戸をあけて
入って来たのは
―驚く希。
大吾だった。
******************
大吾は何をしに???
何か期待感がでてきます。
今日のお話は
先が見えるので
なんだか
面白くなかったです。
希がコンクールに出なかった
のは
やはりそうです。
母を捨てることができない
からです。
しかしケーキは仕上がりました。
現状がどうであれ
ケーキができたのです。
それを度胸のある
沙耶が希にばけてダメなことだと
思っていても、このままこのケーキを
埋もれさせるわけにはいけないと
思ったのか
コンクールに参加したこと。
この子は器用な子と言う
設定なので
飾りつけだけだと
できるのでしょう。
ケーキの評判がよかったことで
希は結果、両方を手にすることが
できました。
母としてのプライドを保って
パティシエとしての
評価を得たということです。
自分だけの努力だけではなく
それを評価して
助けてくれる人がいてこそ
女性は、家庭と仕事を
両立させることができる
という、
単純なストーリーでした。
歩実たちは小学校一年生。
あと三年もすれば
徐々にわかりかけてくる年頃と
なる。
徐々にというのは
子供と母親の距離が離れていき
徐々に希と仕事の距離が縮まって
いく・・・と思います。
そして、世界を目指す母親は
彼らの誇りとなるのです。
圭太の誇りともなるのです。
そのために
小さな、
悩み
小さな、
一歩は
いまは、とても大事であるという
お話でした。
きれいにまとめられて
いました・・・
母親とパティシエの両立を
決意してコンクールに挑む希。
しかし、子供たちが楽しみにして
いる相撲大会が雨で延期となった。
それが希のコンクールと
一緒になった。
圭太は希の分まで応援すると
いう。
歩実と匠は
希にコンクール頑張ってという。
希に世界一になって欲しいというのだ。
希は残念な気もしながら
コンクールに参加することにした。
が、
その日の朝、歩実が泣いているのを
みた。
希が来ないので泣いている。
ふみは「頭でわかっていても
気持ちは違うからね」という。
希は店の厨房でケーキを作った。
飾りつけだけを残して。
一方、歩実は機嫌が悪い。
藍子が慰めても・・・だめだった。
「あとは会場で仕上げですね」と
沙耶がいう。
「母親とパティシエの両立が
伝わるといいですね・・・」
希ははっとして、歩実の描いた絵を見た。
「しっぱいおっぱい世界一!!!」
子供たちの声が聞こえる。
「これで・・
両立できているのかいね???」
つぶやく希。
「シェフ?」
沙耶が声をかける。
深刻な顔で考える希。
「ごめんね、沙耶さん
ごめんね」
希はそういって店を飛び出した。
作り上げた
ケーキを残して。
沙耶は驚いた。
希は子供たちの相撲大会の
観戦に行った。
歩実は優勝した。
「見て見て」と
メダルを得意そうに見せる。
一年生なのに
低学年で優勝した。
希は、「見てたよ、すごかったね」
と嬉しそうにほめた。
「うち、お相撲さんになる」と
歩実がいう。
希を心配する
圭太に藍子は言った。
「希が自分で決めたんさけ・・」と
ふみもニコニコしていた。
店の飾りつけを手伝う圭太。
「残念だった」と圭太は言う。
希は「子供たちが喜んだから
それでいい」といった。
「もしコンクールに出ていたら
どうなっていたのだろうか」と
圭太はいった。
もし・・・
「どうやろね???」
圭太は慰めるように
希に寄り添った。
「あの・・・」と沙耶が入って来た
ので、希はびっくりした。
「あの、御取込み中でしたか。」
希は今日のことを謝った。
「ケーキも片づけてくれたんね」と
いうと
実は沙耶はあのケーキをもって
コンクールに出たという。
「あんなおいしいケーキを出さない
ことはない」と思って出したらしい。
飾りつけは会場でするが
それは沙耶がやった。
希のふりをしてやったので
ばれてしまい。
失格となった。
しかし
点数は一番
高かった・・・
つまり
優勝したのだった。
希と圭太は
喜んだ。
昆布とチョコの組み合わせが
好評だったらしい。
圭太は希を抱きしめた。
「優勝やぞ!!!」
その夜、桶作家では
うみねこ座が
あつまってマキへ
東京応援歌を披露した。
マキはびっくりした。
「独りぼっちのままで
泣く夜が続いても
本当の私へ・・・
風が強く冷たいほど
教えてくれる・・・」
マキはいままでのことが
思い出されてしまった。
ここに来たきっかけも
理由も明らかにしない
マキにこれほど
みんなが応援してくれる。
「マキちゃん、大丈夫やさけ」と
一子が言う。
そこに高志からみのりに携帯が
はいった。
動画サイトで希のコンクールの時
最後に希は勝を歌った
動画が東京で好評だと
いう。
マキが中心でソロを歌っている。
「マキちゃんより先に
歌が東京へ行ったね」と
一子が言う。
「男と東京、両方手に入ってしもたわ」
とマキがいった。
結婚することになったのだ。
みんな喜んだ。
「希ちゃん・・
ねぇと思えば
ねぇのかもわかんねな
両方、無理なことなんて・・・」
「え?」とはるは驚く。
なに、この方言?????
つまりマキは実は
青森の出身だと
この時点でわかった。
そして、「津軽海峡冬景色」を
歌った。
みんな喝采した。
一子は希に
「東京でもなく
能登でもない
本当のマキちゃんに戻った
ね」といった。
藍子は写真の徹に話しかける。
「徹さん、希のケーキが
一番だったんだって・・・
すごいね・・・」
その
徹は
相変わらず
どこだかわからない
食堂にいた。
そして、スマホで
あの、
動画サイトを見ていた。
マキちゃんと
うみねこ座の最後に希は勝
である。
さて、希の店では
歩実の優勝祝いを
あのケーキでやった。
親子四人である。
器は圭太の輪島塗である。
子供たちは「失敗おっぱい
世界一」と何度も歌った。
「このケーキは二つの人生という
名前やね。
パティシエとお母さん、両方
頑張ろうと思って作った」と
話をした。
「二人のおかげでできたケーキだよ。
ありがとう
食べて見て」
「いただきまぁす」
子供たちは
嬉しそうに食べた・・・
「おいしい~~~~」
そこへ
一人の男がやってくる。
―驚く圭太。
店の戸をあけて
入って来たのは
―驚く希。
大吾だった。
******************
大吾は何をしに???
何か期待感がでてきます。
今日のお話は
先が見えるので
なんだか
面白くなかったです。
希がコンクールに出なかった
のは
やはりそうです。
母を捨てることができない
からです。
しかしケーキは仕上がりました。
現状がどうであれ
ケーキができたのです。
それを度胸のある
沙耶が希にばけてダメなことだと
思っていても、このままこのケーキを
埋もれさせるわけにはいけないと
思ったのか
コンクールに参加したこと。
この子は器用な子と言う
設定なので
飾りつけだけだと
できるのでしょう。
ケーキの評判がよかったことで
希は結果、両方を手にすることが
できました。
母としてのプライドを保って
パティシエとしての
評価を得たということです。
自分だけの努力だけではなく
それを評価して
助けてくれる人がいてこそ
女性は、家庭と仕事を
両立させることができる
という、
単純なストーリーでした。
歩実たちは小学校一年生。
あと三年もすれば
徐々にわかりかけてくる年頃と
なる。
徐々にというのは
子供と母親の距離が離れていき
徐々に希と仕事の距離が縮まって
いく・・・と思います。
そして、世界を目指す母親は
彼らの誇りとなるのです。
圭太の誇りともなるのです。
そのために
小さな、
悩み
小さな、
一歩は
いまは、とても大事であるという
お話でした。
きれいにまとめられて
いました・・・
